美白は七難隠すとは|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

美白は七難隠すとは

昔から「色の白いは七難隠す」と言われますが、最近の女性の美容意識は「美白は七難隠す」という勢いで、若い女性だけでなく、中年以降の女性にも美白意識が広まっています。

 

「七難」とは「無くて七癖」や「七転び八起き」などに使われる「七」と同じく、多いという意味で使われ、「七難」は多くの欠点という意味になります。

 

江戸時代には「七難」以外に「色の白いは十難隠す」とも言われたそうで、日本人は昔から女性に色の白さを求めてきました。

 

確かに、肌の色が第一印象に与える影響力は大きく、顔の造作があまり変わらなければ、色が白くてすべすべの肌の女性がより美しく見えます。

 

大学生に好ましい女性の肌色をアンケートしたところ、女性は色白が理想的という回答が、男女ともに圧倒的に多かったそうです。

 

実際、美白化粧品はこのところ、どんどん売行きを伸ばしており、以前は、日焼け止めや美白化粧品は夏の間だけの季節商品でしたが、一年中どこの店頭にも並ぶようになっています。

 

最近は、子ども用の日焼け止めや美白化粧品も販売されていて、「美白は七難隠す」は子どもの世界にも広がっています。

 

世界的に見ても日本の美白化粧品の売り上げはトップクラスで、ある化粧品メーカーの調査によると、日本人女性の素肌は1990年代と比較して10%ほど、肌の色が白くなっていることが分かったそうです。

 

特に30歳代の女性は約20%、肌が白くなっていたということで、「美白は七難隠す」のリーダー世代と言えます。

 

健康面でも、日焼けは身体に悪影響を及ぼすということが解明されたこともあり、2000年代に入って、美白意識がより顕著になっています。 以前は中年以降の女性がよく使用していた日傘が、若い女性にも普通に広まっています。

 

元々、日本人女性の肌は、海外の女性に比べて、キメが細かくキレイだと言われてきましたが、日本人女性全体の肌の色が白くなっていることから、「美白は七難隠す」の勢いで、ますます美肌に磨きがかかることでしょう。