シミを防止するための食べ物とは
シミはできてからより、できないように防止するのが大切。
でも、ついついコスメに頼り切っていませんか?
お肌は内側の細胞が押し上がって作られるので、外側からのケアだけでは不十分です。
ですので、まずは食べ物でシミ防止をしましょう。
食べ物でのポイントは二つ。 ビタミンA・C・Eと良質なたんぱく質をそれぞれ摂ることです。 どちらも皮膚にあるコラーゲンを生成するのに欠かせません。
今「コラーゲンドリンクを飲んでいるから大丈夫」と思いませんでしたか? 確かにドリンクでもコラーゲンは摂取できますし、吸収が良くなるような配合になっています。
しかし、やはり一度お腹に入ってしまえば消化・吸収で減少するのは避けられません。 それなら、元になる栄養素の状態で取り込んで、身体の中で合成したほうが結果的にコラーゲンが多くなりそうな気がしませんか?
では、シミ防止のための食べ物を紹介していきましょう。 ビタミンAはニンジンなど色の濃い野菜に多く含まれています。 いわゆる緑黄色野菜ですね。
また、ビタミンEは植物性油脂や青魚、魚卵に多く含まれます。 緑黄色野菜を炒めたり、魚と一緒に料理したりすればクリアできそうですよね。
ビタミンCは皆さんご存知の通り、レモンやオレンジなどの柑橘類に多く含まれます。 フルーツならキウイやアセロラ・ブルーベリー。 トマトやほうれん草などの野菜もビタミンCを含んでいます。
オススメはじゃがいもやサツマイモ。 イモ類のビタミンCは火を通しても壊れにくいため、満腹感を得ながら効率的に摂取できますよ。 そしてたんぱく質は、できれば必須アミノ酸が含まれているものをメインにしましょう。
たんぱく質は消化されるとアミノ酸になるのですが、このうち人間が合成できないものを必須アミノ酸といいます。 作れないので、食べ物から摂るしかないのです。
目安として「アミノ酸スコア」という数値がありますので、このスコアが高いものをご紹介しましょう。 アミノ酸スコアが高いのは、主に肉・魚・卵・乳製品。 動物性たんぱく質ですね。
最近はダイエットブームで、大豆など植物性たんぱく質が注目されがちですが、アミノ酸スコアが高いのは動物性たんぱく質のほうなのです。 ただし、動物性たんぱく質は脂質と切っても切れない関係ですから、植物性たんぱく質と上手に組み合わせてバランスを取りましょう。