シミができるまでには何が起こっているのか|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

シミができるまでには何が起こっているのか

シミができると、「イヤだな、早く消えないかな」と思いますよね。 あるいはできるまで気にしたこともなかったという人も多いでしょう。 しかし、決してワルモノではありません。

 

むしろ肌の防御機構が正常に反応しているサインです。 どういうことか、シミができるまでの仕組みを見てみましょう。 お肌=皮膚にはさまざまな機能が備わっています。

 

例えば汗をかいたら、蒸発するときの気化熱を使って体温を調整します。 傷ができたときに周りが赤くなるのは、皮膚を守るための防御反応です。 シミ=メラニンができるのもこの防御の一つ。 何から皮膚を守っているのかというと、ズバリ紫外線です。

 

もし強い紫外線が皮膚の内側にある真皮に当たり続けてそのままになっていると、極端な話皮膚がんになってしまいます。 紫外線は地球のはるか上空で大半がカットされるため、通常皮膚がんを起こすほどの量は地上に降り注ぎません。

 

この役目を果たしているのがオゾン層という部分です。 しかし、現在オーストラリアやニュージーランドなどはこのオゾン層に穴が開いてしまっているため、皮膚がんの発生率が高くなっていると言われています。 シミどころではないのです。

 

ですから、シミができてからのケアよりも、「できるまでいかに紫外線を浴びないか」が一番大切だということが解りますね。 しかし、できてからでも遅すぎるということはありません。

 

肌のターンオーバーが正常に行われていれば、肌表面に出ているものは垢と一緒にいずれはがれて行きます。 なかなか消えないのは、肌の奥のほうでメラニンが居座ってしまっている場合です。

 

短期間に強い紫外線を浴びた場合や、ターンオーバーが追いつかないとこうなります。 逆に、「いつの間にか消えていた」という場合はターンオーバーで無事剥がれていったということ。 めでたい話ですね。

 

しかし、加齢や生活習慣、ストレスによってだんだんターンオーバーは遅れるようになっていってしまいます。 できるだけスピードを落とさないためには、やはり工夫をしなくてはいけません。 その方法はいくつかありますが、どれもお金をかけなくてもできます。

 

肌が生まれ変わるための栄養をきちんと補ってあげること。 ストレスを上手に解消すること。 紫外線や摩擦など、刺激をできるだけ防ぐこと。 高い化粧品やエステに手を出す前に、まずこのあたりから始めましょう。 習慣化してしまえば、案外気楽に続けられますよ。