シミ治療と保険適用
根本的なシミ改善は、皮膚科などの医療機関に頼る方が安心ですね。
医療機関でのシミ治療は、塗り薬や飲み薬、レーザー治療など色々な方法があります。
安全面では確かに安心なのですが、心配なのが保険適用についてです。
特にレーザー治療は、費用がかかるイメージがあります。 実は、シミ治療では保険適用になる場合とそうじゃない場合があるんです。 その分かれ道はシミを病気として扱い治療するか、美容目的かです。
光治療、医療レーザー治療は?
フォトフェイシャル、IPL、医療レーザーなどを用いてシミ治療する場合は、例え医療機関であっても保険適用になりません。 ただし、例外として保険適用になるケースがあります。 レーザー治療で保険適用になる場合は、以下の通りです。- 母斑(大田母斑、扁平母斑など)
- ケガ痕
- 異所性蒙古斑
母斑とは皮膚の奇形を指すのですが、茶褐色や赤色、青っぽかったり、盛り上がっていたりします。 いわゆるアザと呼ばれるもので、生まれつき見られる場合が多いです。
市販されているシミ治療薬は効かず、目立つ位置に発生するアザはレーザーで治療する事が多いです。 蒙古斑は通常お尻にできますが、それが別の場所にできるものを異所性蒙古斑と呼びます。
普通は成長するとともに消えるものですが、消えないものはレーザー治療を行います。 生まれつきのアザやメイクで隠せないほどの傷跡などは、保険適用になることが多いですね。
飲み薬と塗り薬
トラネキサム酸などの飲み薬やハイドロキノンなどの塗り薬の場合は、保険適用なることが多いです。 しかし、その判断は医師の考え方にもより、全額自己負担になる可能性もあるので前もって確認しておきましょう。
判断基準は医療機関によってまちまち
シミには何かしら診断名を付けて、すべて保険適用で治療してくれることもあります。 また、シミの大きさによって適用するかどうかを判断する場合もあります。このように、医療機関によって基準が違うので、自分のシミを保険で治療してくれるところを探す必要があります。 闇雲にあちこちの病院で診察をすると、診察代だけがかさんでしまうので、インターネットを利用して探してみるのがいいのではないでしょうか?