シールが剥がれたようにシミが剥がれるという仕組み
医療機関でのシミ治療でも、ハイドロキノン配合のクリームを用いることが多いですよね。
個人でも、インターネットショッピングを利用すれば簡単に入手することができます。
いったいどのようにして、シミが剥がれたようになるのでしょうか？
ここでは、一般的なハイドロキノン配合クリームの使い方や注意点について説明します。
ハイドロキノンの効果的な使い方
ハイドロキノンは酸化すると刺激性を持つので、紫外線の心配ない夜寝る前に塗るのが効果的です。 まず、クレンジング・洗顔をして肌を清潔にします。 肌に化粧水を塗る前の状態のときに、シミ部分だけやや厚めに塗るのがコツです。 ちょっと格好悪いですが、塗った部分をテープで保護すると良いでしょう。1日1回数日塗り続けると、やがて炎症を起こしたようにヒリヒリしてきます。 この状態になったら、クリームを塗るのは止めましょう。 その後、シミ部分はカサブタになって、まるでシールが剥がれたようにシミが剥がれるという仕組みです。
ハイドロキノンのメリット・デメリット
ハイドロキノンのメリットは、レーザー治療よりも手軽にできるということです。 クリニックへ予約しないでもいいので、忙しい人にピッタリですね。 クリームの価格はやや高めですが、少量しか使わないので意外とコストパフォーマンスは良いです。しかし、酸化してしまいやすいので、うっかりするとすぐ使いものにならなくなってしまいます。 あまった薬剤も使いものにならなくなったなんてことも良くありますね。 そんなことにならないように、冷蔵庫保管は必須です。
また、カサブタが剥がれた後は、完全に良くなるまで皮膚を保護しなくてはいけません。 テープを貼ったりマスクをしたりするのですが、どうしても治るまで目立ってしまいます。 皮が剥けるので、仕事をしている人にはかなりの辛抱が必要になります。
効果の出方は個人差がある
通常でしたらハイドロキノンクリームを塗って数日で肌への変化が現れるのですが、まれにまったく反応しない人もいます。 ハイドロキノンは長期間塗り続けるものではないので、効果が出ないと感じれば使用を中止しなくてはいけません。 無理して1ヶ月以上もたっぷりと塗り続けるようなことは止めましょう。
ハイドロキノン配合クリームは・・ビーグレン
