インドでも美白ブーム到来
IT大国としても注目を集めているインドですが、そんな国で美白ブームが盛んになっているようです。
しかも、そのブームや女性だけではなく男性にも及びます。
いったいどうしてこのようなブームが起きているのでしょうか?
美容面だけではない
インド人の肌の色を日本人が想像すると、やはり浅黒いイメージを持つ人が多いのではないでしょうか? ところがインドの人の中には、白人のように肌の色が白い人もいれば、かなり黒い人もいます。同じインド人で肌の色がこれだけ違うのは、数千年前に渡ってきた祖先と、元々その土地に住んでいた先住民の肌の色が違っていたからだとも言われています。 テレビや雑誌の広告に登場する芸能人は色が白く、これが一種の美の基準にもなっています。
また、外で働く労働者階級の肌は日に焼けてより黒く、裕福な層だと色が白いというイメージがあり、白い肌は一種のステータスにもなっているのだそうです。 そういったところからも、男性にも美白をしたいという心理が強く働くのです。 日本よりも、ずっと根強い理由があるんですね。
インドの美白コスメ
インドでは美白のことをフェアネスと呼び、男女共にフェアネスクリームを愛用しています。 原料はサンダルウッドやリコリスなど、天然ハーブを使用したものが目立ちます。 さすがアーユルヴェーダの国と言った感じですね。日本の美白コスメとは全く違う成分を配合しているのが、興味深いです。 驚くのが、ターメリックを配合していることが多いことです。 ターメリックはカレーの色の素になるスパイスなので、美白には非常に程遠いイメージがあります。
実はターメリックには、美白効果があるとされており、インドではフェイスパックに用いられることが多いんです。 殺菌・抗炎症作用もあるので、毛穴を目立たなくしてくれる嬉しい効果もあります。 他にも石鹸などがあり、日本でも個人輸入や輸入雑貨店などで購入できます。
インドの美白コスメを試してみたい人は、取り寄せてみるのも良いのではないでしょうか? 輸入品ですからどうしてもお値段がやや高くなってしまうのが難ですね。 興味がある方は、ターメリックでのフェイスパックを試してみるのもアリですよ。