シミの色と病気の可能性
シミとは、主に顔面にできる淡褐色の色素沈着で、大抵は30代以降の女性にみられます。
原因は、主に紫外線によるものですが、ストレスや経口避妊薬ピルを常用している人にも多く見られます。
一口にシミといっても、原因が色々あるので、紫外線や加齢によるものとばかりいえず、何らかの病気の可能性があるかもしれないので、自己判断は危険です。 又、治療法も、原因に合わせてレーザー治療や内服薬、外用薬での治療を選択する必要があります。
それに、シミというのは、本来、紫外線が侵入しないようメラニン色素を出す自己防衛機能の一つですので、シミの出来にくい人というのは、皮膚ガンなどの病気にかかりやすい可能性もあるのです。
つまり、紫外線を多く浴びることで、皮膚細胞がうまく修復されず、異常な遺伝子が発生します。 実際に欧米では、紫外線量が日本の何倍も高く、皮膚ガンの発症率もたかくなっていますので、国をあげて対策を行っています。
では、どういうシミが病気の可能性が高いのかというと、最初は小さな斑点状のものが急に盛り上がったホクロ状で現れることが多いです。
この反対の形で現れる悪性黒色腫というものもあり進行が早いため、他の臓器に移転しやすいので、異常を感じたらすぐ診察を受けましょう。
その他、色で病気の可能性を見分ける方法もあります。
- 暗い色/肺のどこかに脂肪か粘液の蓄積。
- 緑色/肺か大腸のどこかに癌を発症の可能性。
- 紫色/呼吸器官にうっ血か内出血。
- 青白い/貧血。
- 灰緑色/肝臓障害の可能性。
- 毛が生えている/呼吸器系と消化器系の機能低下。
- 潤いのある唇は魅力的ですが、保湿も大事、唇用美容液で血色を良くみせましょう。
紫外線を避ける、ストレスをためない、過労や睡眠不足にならないようにすることが必要ですが、毎日のスキンケアでは、肌の状態をチェックして、少しでも異常があった時に診察を受けるようにしてください。