美白の漢方薬は体質に合うものを
美しさとは、体の内面から滲み出るもので、シミのない透明感のある美しい肌もその一つです。
皮膚は内臓の鏡、どんなにおしゃれをしても、体の中が健康でないと本当の美しさはでないといいます。
しかし、体の内側といっても、専門でないとわからないもの、調子が悪いからといって市販薬をめったやたらに利用する訳にはいきません。 内面から改善して美白にしてくれる漢方薬とはどんなものなのでしょう。
昔から、美容にいい漢方薬といえばヨクイニンです。 ハトムギの種を乾燥させたもので、副作用もなく煮出したものを飲んでいると、肌荒れに効くといいます。 排膿作用があり、肌荒れ・ニキビ・シミなどに効果があります。
又、老廃物を排泄する働きもあるので「イボ」を取るのに使われていました。 但し、利尿効果もありますので、むくみがちな方にいいのですが、妊婦の方は控えた方がいいでしょう。
家庭で、生のハト麦を利用する場合は、はと麦20gと水600mlを鍋に入れ、だいたい400mlになるように約20分煮つめる。 煮たあとの実も食べてもいいです。
内蔵の機能が正常に働いていれば、不要な老廃物を流して血の巡りをよくして、肌に充分な栄養を送ることができます。 結果的に老化を遅らせ美肌・美白を作ることが出来る、これが漢方薬の効果です。
その他、ナツメもくすみを解消する効果があり、血の巡りをよくして血液をサラサラにしますので、透明感のはる肌が期待できます。
又、蓮の実も不眠に効果があり、それによる顔のくすみが消えます。 少し高価ですが、真珠の粉も美白をつくる漢方薬として有名です。
しかし、漢方薬は体質に合わないものを使ったときは、副作用がでることもありますので、専門医に診て貰って処方されるのが一番です。 特に持病がある人は、医師や専門家に相談し処方してもらいましょう。