ヴァセリンでシミ対策ができるって本当?
手頃な価格でしっかり保湿できることで知られるヴァセリンは、子供から大人まで使えるので、スキンケアとして利用している方も多いのではないでしょうか。
ヴァセリンの成分を確認してみると、香料や着色料、防腐剤などの刺激になる成分が含まれていないので、肌が敏感な方でも安心して使うことができますよね。
口コミなどを見てみると、一部では美白効果があるという話もありますが、成分表を見る限りでは、そのような成分は配合されていません。
保湿クリームとしての役割が一般的で、配合されているワセリンそのものにも美白効果はありませんので、シミ対策などには適していないと言えます。 とはいえ美白のためには、十分に潤った肌は必要不可欠なので使えるケア用品のひとつとして利用するのはいいかもしれません。
しかし、使い方を誤ってしまうとシミを引き起こす原因になってしまうこともあるので、注意が必要です。 日本では保湿ケアに重点を置いて利用されることが多いですが、海外ではひび割れや傷のケアとしても使われています。
ヴァセリンの主な成分はミネラルオイルで、安定性が高いのでベビーオイルなどにも使われています。 赤ちゃんに使えるものなので、安全なのはわかりますよね。
ヴァセリンで保湿する場合の使い方は、寝ている間の肌の乾燥を防ぐために、寝る前に塗れば、翌朝は肌がカサカサせずにすみます。 誤った使い方では、保湿効果が高いことから、化粧下地として利用してしまうことです。
油分でできたヴァセリンを塗って外出すると、肌の保湿はされているものの、紫外線を受けて日焼けしやすい状態になります。 日焼けしてしまうといずれシミができてしまうので、このような使い方は避けた方がいいですよ。
保湿力の高さや肌への安全性を考えてどうしても利用したい場合には、ヴァセリンのあとに化粧下地や日焼け止めを使用して、紫外線が肌に直接届かないようにすれば、比較的シミを防ぐことはできます。 保湿効果がいくらよくても、シミやそばかすを作ってしまっては意味がありませんよね。
使い道も豊富で、保湿の効果が高いヴァセリンですが、誤った使い方をすると美白肌を維持することはできなくなってしまうため、正しい使い方で利用するように気をつけてましょう。