喫煙者が美白を目指すのに一番の近道は禁煙
最近はタバコを吸う女性も増えていますよね。
女性が社会に出る機会が増えたことや、ストレス、女性向けのタバコなどの増加などが原因だと言われていますが、あなたの身のまわりの女性はどうでしょうか?
タバコを長期に渡って吸っている人は顔色が悪く、独特の黒っぽい黄土色になるので、ちょっと見ただけで喫煙者かどうかわかったりもしますよね。
現在の日本女性の間では美白がブームになっていますが、タバコを吸っていると、いくらケアをしても効果を実感することは難しいんですよ。 タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させてしまう働きがあります。
血管が収縮すると血行が悪くなるので、血液中に含まれる老廃物の排出がスムーズに行われなくなってしまいます。 また老廃物によって汚れた状態の血液が流れることで、肌の外側から美白ケアをしたとしても、陶器のような白い肌になることはできません。
美白にはビタミンCの働きは欠かすことができませんが、タバコ1本につき体内のビタミンCが20mg消費されてしまいます。
美白や美肌のためには、1,000mg以上摂取するのが望ましいといわれていますが、1日にタバコを1箱(20本)吸うと摂取したビタミンCのうち400mgは消費されてしまうため、なかなか効果がでないのも納得です。
そういうわけで、喫煙者が美白を目指すのに一番の近道は禁煙なんですよ。 実際に、いくら美白化粧品を使っても効果が出なかった喫煙者が、禁煙したら肌質が改善され、肌が白くなったという方も多いのです。
喫煙者はタバコ顔と呼ばれる土のような肌になってしまうことが多いので、禁煙によって血流がよくなり、老廃物が排出されるようになると、肌の色も改善されるのではないでしょうか。
また、禁煙に合わせて美白化粧品を利用すれば、ビタミンCの効果を発揮させることも出来ますよね。 タバコは、肌だけでなく、子宮がんでの死亡率を高めたり、流産や早産などを引き起こす原因と言われています。
しかし、タバコには依存性もあるので急に禁煙することは難しいものです。 なかには、自分を追い込みすぎて、逆に依存が強くなることもあります。 無理なく禁煙したいと考えるなら、医療機関の禁煙外来を受診して指導を受けるのがおすすめです。