直径1センチを超える大きなシミの対処法
女性の肌の悩みのなかでも常に上位にあるシミは、大きいものになればなるほど目立ちますし、見た目の印象も良くないので、できるだけ早く解決したい方が多いのではないでしょうか。
シミ治療のなかでもレーザー治療は、レーザーを照射させてその熱エネルギーでメラニンを焼き切っていく方法です。
小さなものやできたばかりのものなら、美白化粧品や皮膚科や美容外科クリニックなどで処方される内服薬や外用薬などを利用すれば改善できる可能性も高まりますが、1センチを超える大きなものになるとなかなか効果が現れないことも多いですよね。
そんなときは長い期間美白化粧品を使ってスキンケアするよりは、レーザー治療での施術が時間的にも金銭的にも負担が少なくてすむかもしれません。
とくに、美容外科クリニックでの施術は美に対する専門家によって診断してもらうことができますので、仕上がりの状態や肌の悩みなど多角的に改善していけるように相談することもできますよね。
レーザー治療の方法は、5ミリ×5ミリや1センチ×1センチの正方形の光を患部に照射する方法で行われます。 そのため、料金も照射回数や照射範囲によって変わります。
各クリニックのHPには、料金や使用するレーザーについて紹介されていることが多いので、これらの情報が明確に記載されているところを選べば安心して利用することができるのではないでしょうか。
また、シミが大きいとレーザー治療を受けたあとの肌の状態が気になりますよね。 レーザー治療ではシミの原因であるメラニンに反応して焼いていくため、その通常の肌に大きな影響はありませんが、熱が伝わって軽くやけどをしたような状態になります。
数日後には患部にかさぶたができて、時間の経過によって自然に剥がれ落ちますが、肌への炎症が残り、それが色素沈着してしまったり、場合によってはそれが色濃く出てしまうことがあります。
しかし、炎症によっておこる色素沈着は、個人差がありますが数週間から数ヶ月で自然と改善されますので、施術を受けた後に余計にひどくなった感じがしても、きちんと経過を見ていく必要があります。 あまりに不安なようなら施術を受けた医師に相談してみるのもいいでしょう。