化粧品でシミが完全になくなった?|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

化粧品でシミが完全になくなった?

シミにもいろいろありますよね。 目立っているものやあまり目立たないもの、色味や形も様々です。 しかし、女性にとって見ればどれもできるだけ早く消してしまいたいものでもありますよね。 しかも現在の日本は美白信仰が強い時代でもありますので、肌にあるシミは大問題です。

 

美白化粧品を使い続けたり、レーザー治療などの施術を受けると、シミが薄くなったり、なくなったりすることがありますよね。 しかし、実は「肌から完全になくなった」という状態には現代の医学ではできず、まだまだ研究段階で開発に至っていません。

 

現在の美白ケアというのは、一時的に薄くなったり、なくなったりする効果のあるものだということになります。 確かに、美白化粧品を使い続けているうちに効果を実感したものの、更に使い続けて再発したという話はけっこう耳にすることではないでしょうか。

 

あるデータによると、シミが原因で皮膚科を受診する患者の4割が、美白成分や紫外線吸収剤によって起こった皮膚炎によって引き起こされたものだと言われています。

 

これってちょっと怖いですよね。 つまり、美白化粧品などに含まれる美白成分によって皮膚炎が起き、それでも使い続けた結果、炎症が色素沈着してしまったということになります。

 

なぜそのようなことが起きてしまったのかというと、美白化粧品というと肌内部のメラニン色素に働きかけたり、その生成を促す酵素に働きかけたりしますよね。 その場合、肌の表皮細胞にまで浸透する必要があります。

 

肌にはバリア機能がありますが、そのひとつである角質層を通り抜けて表皮細胞まで届くことになります。 美白化粧品と言えども、肌のバリア機能を通過して侵入するものは、肌にとっては異物と同じなので、炎症が起きてしまうわけです。

 

レーザーでの治療でも、できてしまったシミを手軽に取り除くことはできますが、肌の内部でメラニンが過剰に生成されていること自体をとめることはできません。 そのため、なくなった感じがしても、メラニンが蓄積されれば再発する可能性は十分に考えられます。

 

根本的に改善していくには、肌自体の健康を作ることが大切です。 肌が健康な状態になれば、新陳代謝が高まりターンオーバーが正常化され、シミができにくい肌を作ることができます。 自分のスキンケアや生活習慣を見直して健康な肌を作っていきましょう。