シミができた場所やその形で原因がわかる
シミができてしまう代表的な原因には、紫外線を浴びてメラニンが過剰に作られて上手く排出されずに肌に残ってしまうこと以外にも、生理周期や妊娠出産、加齢によるホルモンバランスの乱れ、ニキビ跡の色素沈着、腸内環境の悪化などが考えられます。
もしも、自分の肌にできたシミの原因がわかれば、美白ケアをしながら根本的な原因を改善することもできるので、ケアの効果を高められますよね。
実は、シミができてしまった場所やその形から、ある程度は原因を判断することができるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。 紫外線による日焼けが原因の場合には、顔のなかでも高く出っ張っている頬骨や鼻を中心にできてしまいます。
改善するには時間がかかりますが、紫外線対策をしながら肌の新陳代謝を高めて、蓄積したメラニンを排出できるようにしていくスキンケアがおすすめです。
抗酸化作用や漂白作用があり、コラーゲンの生成を助けるビタミンCなどを中心に身体の内外両方から根気よくケアすることが大切です。 内臓が弱っていたり、ホルモンバランスの乱れが主な原因の場合には、はっきりした形がない左右対称のシミが現れることがあります。
これは肝斑というシミで、ぼんやりとした地図、小型の三角形など様々な形が確認されていますが、どの場合でも左右対称に見られることが多い特徴があります。
最初は頬を中心に現れることが多く、症状が進むと口元やこめかみなどにも広がっていく場合があります。 改善には、酵素が豊富な野菜や女性ホルモン似た成分を含む大豆などを摂取して、腸内環境の改善やホルモンバランスを整えていく必要があります。
また、額から鼻にかけてのTゾーンや頬からアゴのラインにかけてのUゾーンにできた小さなシミは、ニキビ痕である可能性が高いです。 ニキビができやすい場所でもあり、ニキビを潰したり、悪化させたりしてしまったことが原因で肌に沈着し跡が残ってしまいます。
ニキビ痕はなかなか治らないといわれますが、古くなった角質を取り除くピーリングで肌の新陳代謝を高め、保湿ケアをしっかりと行うことで改善されていくと言われています。
シミをスキンケアで改善するには、かなりの期間がかかります。 すぐに効果が出ないからと諦めず、原因と向き合って根気よく取り組んでいきましょう。