腸を健康に若返らせるためには乳酸菌が最適
いくつになっても、シミのないきれいな肌でいたいですよね。
できてしまったものやこれからでてくる可能性があるものに対しては、身体の外側からだと化粧品などでケアしていくことができますが、そもそもシミができる可能性をぐっと下げたいと考えるなら、身体の内側からのケアを欠かすことができません。
昔から「顔は腸を映す鏡」といいますよね。 身体の内側からシミ対策をしていくならサプリやドリンクを摂取していこうという方も多いかもしれませんが、腸内環境を正常にして、腸から若返らせていくのも１つの方法です。
腸内環境が正常な状態を保つこと＝若さを維持することと言われるほど、腸内環境と肌には密接な関係があります。 人の腸内には1,000億個の細菌が存在しています。 健康な成人の場合、その20％が善玉菌です。
通常、善玉菌の数が15％以下になると悪玉菌が優勢となり、10％未満になると便秘やおならが臭くなるという症状が表れます。 加齢とともに、腸内の善玉菌の比率は低下していくため、高齢になると便秘や肌トラブルが多くなります。
悪玉菌優勢の腸内環境になると、腸内に有害な毒素が溜まって排出されずに血液中に溶け出して全身を巡り、汗腺を通して体外に排出しようとして肌にダメージを与えてしまいます。
腸内環境が悪化した状態では、肌のターンオーバーが滞ってしまい、メラニン色素や活性酸素が肌の表面に残って色素沈着を起こしてシミの原因になることもあります。
腸を健康に若返らせるためには、乳酸菌が最適です。 乳酸菌というとヨーグルトのイメージもありますが、腸を若く保つためには、発酵食品を毎日3種類以上食べるのが望ましいようです。
摂り入れた乳酸菌を活発にするためには、乳酸菌のエサになる食物繊維を含んだ野菜を一緒に食べると効果的なんですよ。 乳酸菌を積極的に摂り入れて、腸内環境が正常になると、便秘解消やシミ対策だけではなくて、免疫が高まったり、アレルギーの予防や改善、高血圧の改善などの効果もあります。
体内からシミ対策を行おうと思うなら、肌も身体も健康になれるように普段の食生活を見直してみることも大切だと言えるでしょう。 細菌では、化粧品メーカーが乳酸菌を販売したりもしていますので、なかなか食事で摂れない場合には利用してみるといいかもしれませんね。
