実はシミはもともと自然に消えるもの
若いうちは気にならなかったものの、加齢とともに肌の表面に現れてくるシミは、女性にとってとても気になる存在ではないでしょうか。
1つ出てきたら、次から次に現れることもあるので、スキンケアも大変ですよね。
しかし、実はシミは自然に消えるものだということをご存知ですか? いろいろケアしていてもなかなか消えないのに、自然に消えるなんてそんなばかな!って思う方は多いかもしれません。
そもそもシミは、肌が紫外線や乾燥のような外部からの刺激を受けたときに肌を守るために生成されるメラニン色素が肌表面に現れたものなので、生活していれば誰にでもできる可能性があります。 これをケアする場合、美白成分が配合された化粧品を使いますよね。
その成分によって、生成されたメラニン色素を還元したり、メラニンの生成を抑制したりします。 効果がなかなかでないときには、強い成分を使ったりすることもありますが、それによって逆に肌トラブルが起きてしまうこともあります。
シミができるということは、その部位でメラニンが大量に生成されていることになりますよね。 つまり、メラニンが生成されないような肌の状態を作ることができれば、自然に消えることになります。
肌はなんとなく過ごしていてうっかり浴びてしまう紫外線や空気の乾燥などから刺激を受けてしまうほどデリケートなので、メラニンを大量に作らせないためには、日々の紫外線対策など肌に刺激を与えるものに対してしっかりとケアする必要があります。
シミがある状態からスキンケアで改善するには、最低でも1年以上は肌をしっかりと管理していく必要があると言われています。 紫外線対策をして、肌を乾燥させないようにしっかり保湿することを欠かさずに実践していきましょう。
きちんとケアしていくと、徐々に肌のバリア機能が高まり、肌の保水機能や保湿機能も高まるので、肌が健康になって明るくイキイキしているような感じがしてきますよ。
それでも、肌へのダメージを避けてケアを続けていけば、肌はメラニンを大量に生成することをやめてしまうので、シミがなくなっていきます。
強い成分を使ってもシミが改善されないようなら、ダメージを与えるものから肌をしっかり守れるようなスキンケアをしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。