美白を目指すなら積極的に大豆を食べよう
女性にとって美白はできるだけ長く維持したいものではないでしょうか。
そのためには、身体の外から美白化粧品をせっせと使うだけでは不十分です。
なぜなら、年齢を重ねるにつれて、肌に留めておける水分量は少なくなりますし、水分が放出されて肌自体も乾燥しやすくなってしまうのです。
身体の外側から化粧品を使うだけでは、肌の修復が追いつかなくなってしまいます。 そこで、身体の内側からも美白ケアをすることが大切です。
身近な食材で美肌をもたらす食材としてよく知られているのは「大豆」ではないでしょうか。 大豆に含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモンのエストロゲンにとてもよく似た働きをする成分で、植物性エストロゲンと呼ばれます。
大豆を使った食品を食べると、ニキビや肌荒れを予防するのに効果的ですし、イソフラボンのゲニステインという成分には、シミやくすみのもとであるメラニン色素の生成を抑制する働きがあるので、美白効果も期待できることになります。
イソフラボンはエストロゲンの代用品として化粧品に配合されていることも少なくありません。 女性のシミやシワなどの肌トラブルは、女性ホルモンとも密接な関係があります。
とくに更年期を迎える時期には、卵巣の働きが弱まり、エストロゲンの分泌が急激に減少してしまうことが原因で、メラニンが増加することがわかっています。 そのため、シミもできやすくなってしまうわけです。
そこで、イソフラボンを積極的に摂取すれば、急激に減ってしまう女性ホルモンを補うことができます。 つまり、大豆製品を普段の食事に上手に取り入れれば、ホルモンバランスを整えながら、美白も期待できるのです。
もちろん、食事に取り入れられないときには、サプリメントなどで代用しても問題ありません。 ご家庭に「きな粉」はあまっていませんか? きな粉ってなかなか使い切れない大豆製品ですよね。
きな粉を肌につけると大豆に含まれるサポニンの殺菌、抗菌、抗炎症の働きで肌をキレイにすることもできます。 使い方は、きな粉と化粧水を混ぜたり、ヨーグルトやはちみつ混ぜたりして10分程パックし、キレイに洗い流し、いつものスキンケアをするだけです。
大豆は食べるだけでなく、肌につけても美白美肌に効果的なので、肌の外側と内側の両方から与えて効果を高めてみてはいかがでしょうか。