茶色っぽい斑点状のポツポツはシミ？そばかす？
頬や目の周りに、茶色っぽい斑点状のものがポツポツと…。
これってシミ？そばかす？と疑問に思う方が多いようです。
両者は、ひとまとめにされることが多いですが、これは見た目や症状に少し違いがあります。
どちらもメラニンによるものなのですが、シミはメラニンの色素沈着が肌に浮き出たもので、そばかすは遺伝性の要因が大きいものだといわれているのです。
見分け方としては、20代後半以降から気になり始めたのであればシミの可能性が高く、小学生など幼い頃から斑点状に茶色くなっていたらそばかすの可能性が高いです。
そばかすは年月が経つとだんだん色が濃くなり、黒っぽい斑点になってしまうことがあります。 そして、シミは肌が黒く盛り上がってしまうことも…。 お年寄りの顔、こめかみのあたりにホクロのように盛り上がっている黒い斑点を見た事がありませんか？
あれもシミの一種です。 そばかすの原因が遺伝性のものにあると聞いて、斑点は仕方がないと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。 たしかに、一度できてしまったそばかすは簡単に消す事はできません。 しかし、これらは目立たなくさせるなど、改善させることは可能です。
両者のケアの方法としては美白ケアが向いています。 肌のターンオーバーを促す為に日頃から肌を清潔に保ったり、保湿したりを基本に、肌質に合わせて美白ラインの基礎化粧品を選ばれるのがおすすめです。
また、ビタミンC（ビタミンC誘導体）や、ハイドロキノンなど、美白に向いているとされる有効成分が配合されたコスメもチェックされてみてはいかがでしょう。 即効性を望むのであれば、皮膚科での治療と言う方法もあります。
ただし、お子さんの場合はあまり肌に刺激となる化粧品や治療はすすめられませんね。 子供の場合でしたら、UVケアを気に掛けてあげて下さい。 子供の肌は大人に比べて新陳代謝が良いので、きちんと予防をしてあげるだけでも将来の肌の悩みへの対策となります。
また、顔だけではなく、腕や背中のUVケアも忘れずして挙げて下さいね。 UVケアについては、子供だけではなく大人もきちんと対策していきましょう。
いくらスキンケアを頑張っても、その原因となる紫外線対策ができていなければイタチごっこの状態になってしまいます。 原因を断ち切り、今ある症状を改善できるように頑張っていきましょう。
