お灸のシミ対策で肌ケアをサポート
肩こりや疲労を改善するのに良いと言われているお灸ですが、肌ケアにも良いとされていることをご存知でしょうか?
これは、お灸の熱などによって肌が刺激されることによってターンオーバーが促され、さらには抗炎症作用も期待できるという説からです。
これにより、シミやそばかすなどの肌の悩みが気になる方にも注目されているのです。 もぐさを使った本格的なものをイメージされる人も多いでしょうが、扱いやすいように工夫された商品も販売されています。
例えば、「せんねん灸」などは初めての方でも使いやすいですよ。 やり方はとても簡単で、ツボの位置にお灸をするだけです。
お灸をすると、じんわり温かく、独特の香りでリラックスできます。 火を扱うものですから、気持ち良くてついうたた寝なんてことがないように注意されて下さいね。
曲池(きょくち)
腕の関節、ヒジの内側にある、免疫アップなどに良いとされるツボです。 ヒジの内側を見ると、横シワがありますよね。 曲池はそのシワの先端、外側にあるツボです。
三陰交(さんいんこう)
足の内側、足首部分にある、冷えに良いとされるツボです。 足首の内側、骨が出っ張っている部分から指4本分ほど上の位置にあります。また、シミへの対策として直接シミの上にお灸をするという方法も言われています。 しかし、これは火傷の危険性もありますのでセルフケアとしてはあまりおすすめできる方法ではありませんね。 (せんねん灸でも、顔には絶対にしないようにとの説明があります。)
この他にも、冷え性や生理不順、肩こり、頭痛などさまざまな悩みに使えるものです。 どれも女性にとっては気がかりな症状ですね。 お薬のように悩みの症状に直接効いて直すというものではありませんので、毎日使用するなどの決まりはありません。
リラックスタイムとして、2〜3日に1度など、心地よいと感じる程度に使用されてみると良いでしょう。 ただし、入浴の前後1時間は避けるようにしてくださいね。
最近では火を使わないタイプも登場していますので、心配な方はそちらを使ってみてはいかがでしょうか。 他にも、アロマの香りのものや煙が出ないタイプなど、さまざまな商品が登場しています。 ご自身に合ったものを試してみてくださいね。