女性の顔のシミが動脈硬化の進行を表す?|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

女性の顔のシミが動脈硬化の進行を表す?

美肌作りには化粧品を使ったケアだけではなく、食事や生活習慣などの日常的な取り組みが欠かせません。 また、運動の習慣をつける、ストレスを溜めない、飲酒・喫煙を控えるなど、心身の健康が美しい肌を育むのに大切だと言われています。

 

体と肌の関係については、興味深い研究結果も発表されています。 これは、女性の顔のシミの多さは、動脈硬化の進行と関連が見られるというものです。

 

四国にある大学のグループが研究結果としてまとめたもので、メディアでも話題として取り上げられたことがあります。 この研究は、首の頸動脈の動脈硬化の状態と、顔のシミの面積を比べたものです。

 

そしてその結果、シミが大きい人ほど頸動脈の動脈硬化が進んでいる傾向が見られたというのです。 この話題は、肌に悩みを持っている人の不安を煽ってしまいそうですが、決して驚かそうというわけではありません。

 

シミがあるから、範囲が大きいから、といって必ず体に不調があることを指しているわけではないのです。 ちなみに、両者の関係が認められたのは女性のみで、男性には見慣れなかったとのことです。

 

心身の健康状態と肌の状態の関係についてはいろいろな説があります。 例えば、コレステロールや中性脂肪などが古くなった(活性酸素によって酸化された)過酸化脂質が、動脈硬化をすすめたりメラニン沈着を目立たせたりする元になるという説もあります。

 

しかし考えてみれば、内臓や血管や骨、皮膚や髪の毛まで、人間の体はどこも細胞からなっているのですから、体が元気でなければ肌も元気がなくなってしまうというのは納得がいきますね。

 

皆さんの中にも、偏った食事を続けていたら肌荒れが酷くなった、夜更かしをした翌日は化粧ノリが悪いといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

上記で述べた研究結果についても、メラニンが多いから血流が悪くなる、動脈硬化があるからメラニンが増える、と両者の因果関係を証明するものではなく、なんらかの影響によりこれらの症状が出ていると考えることもできますね。

 

肌がくすみがち、ケアをしているのにシミが改善しない、よく肌荒れを起こすなど、肌についての悩みが長期化している方は、いちど食事・生活・運動の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。 そして、もし体調について気になることがあれば医師に相談してみましょう。 肌の悩みであれば皮膚科でも相談できますよ。