シミやそばかすの悩みと治療
そばかすはシミとは違い可愛いイメージもありますが、当の本人にとってはコンプレックスになっていることも多いものです。そもそもシミとそばかすって、いったい何が違うのでしょうか?
シミとそばかすの違い
そばかすは白色人種に良く見られる症状ですが、日本人でも色の白い人に良く見られます。 茶色で細かい斑点が広がっているのが特徴で、顔以外にも背中を始めとする全身に現れます。 大人になるに連れ薄くなっていく傾向にありますが、残ってしまう人も多いです。発生原因は主に遺伝性で、治療で消すことは非常に難しいとされています。 老人性色素斑と呼ばれるシミの場合は、紫外線や外的刺激によって発生したメラニン色素が沈着したものです。 そばかすもメラニン色素が沈着したものではあるのですが、発生原因が異なります。
そばかすが多い人はシミもできやすい
そばかす体質の人は、シミにもなりやすいと言われています。 遺伝によって発生するものではありますが、紫外線の刺激によって濃くなったり広がったりします。そのため、他の人より紫外線対策に気を配らなくてはいけません。 無頓着で紫外線を浴び放題の生活をしている人は、老人性色素斑とそばかすが顔中に広がって、顔色まで変わってしまうほどです。 また、妊娠中にシミやそばかすができる人もいます。
ホルモンバランスの変化によってメラニン色素が発生しやすくなったり、紫外線の刺激に敏感になってしまったりするからです。 通常は出産後にだんだん良くなっていきますが、そのまま沈着して本格的なシミになる場合もあるので気を付けましょう。
治療方法
老人色素斑もそばかすも、レーザーや光治療をすることができます。 ただし、そばかすは顔全体に広がっているケースが多いですし、術後のダウンタイムのことを考えても光治療の方が負担が少なくて良いでしょう。光治療は皮がめくれることはありませんが、根気強く何度も通わなくてはなりません。 費用も10万円にまで及ぶこともあり、金銭的に負担になります。 また、そばかすは薄くすることはできても完全に消すのは非常に困難で、薄くなっても再発しやすいです。
他にも、ケミカルピーリングをする方法があります。 薄くできることもありますが、かえってひどくなるケースもあるので、慎重になりましょう。