やけど痕がシミになってしまったら
やけどをすると、シミになって痕になることがあります。
痕にならないようにするには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
紫外線は禁物
やけどをした痕は、肌が非常にデリケートになっていますので紫外線は禁物です、 もし紫外線を浴びてしまうと、シミとなって残ってしまいがちです。 顔以外でも腕、脚など紫外線を浴びてしまう危険性のある箇所にやけどをしてしまったら、徹底的に紫外線対策をして下さい。
やけどをしたときの対処法
熱湯をかけてしまった、うっかりアイロンを触ってしまったなど、日常生活でやけどをしてしまうことは多いものです。 うっかりやけどをしてしまったら、まずは流水で冷やすことが大事です。 氷ではなく、水道水などで15分ほど冷やして下さい。程度が軽ければ、薬を塗って様子を見てもいいのですが、心配なのは水ぶくれができた場合です。 大きな水ぶくれができてしまうようなら、迷わず病院を受診しましょう。 このとき、水ぶくれは潰してはいけません。 もしいたずらに水ぶくれを潰してしまうと、シミ痕になって残る可能性が高いからです。
治療をした後は紫外線に当てないようにし、皮膚が落ち着くまで様子を見ましょう。 その後は乾燥し易くなるので、保湿をしっかりと行います。 なるべくターンオーバーを促すためにも、ビタミンCなどを積極的に食事に取り入れていきましょう。
意外なシミの原因とは
シミの原因は紫外線と思い込んでいる人も多いですが、実は意外なところに原因が潜んでいます。 そのひとつが、低温やけどです。 低温の熱発生源に長時間触れ続けることによって起きるのですが、気が付いたら重症化しているなど結構怖いものです。原因となる熱発生源は、湯たんぽ、ホットカーペット、こたつ、カイロなどが挙げられます。 最近では、タブレット端末やノートパソコンによる低温やけども増えています。 治りにくくシミになりやすいので、気を付けましょう。