ニキビ跡がシミになった場合の治療法
ニキビが化膿したり、悪化したりすると炎症が治まった後も赤みが引かず、ニキビ跡が色素沈着を起こしてシミになることがあります。
普通、肌のターンオーバーは28日とされていますが、赤みやニキビ跡の色素沈着が肌の再生によって目立たなくなるまで2ヶ月以上かかると言われます。
半年から1年かけて徐々に目立たなくなるものですが、皮膚の奥にあるメラニン色素が沈着していたり、肌のターンオーバーが活発に機能していなかったりすると赤みやニキビ跡のシミが消えないケースがあります。
20代前半までの方であれば、色素沈着をしても肌の再生によって自然に消える可能性が高いので、しばらく様子を見てから治療を考えるようにします。
20代後半以降の方は、長期間残る場合が多く、定着する確率が高いので、何らかの治療を考える必要があります。 改善する方法は、メラニン色素を取り除くか、皮膚細胞を活性化して、ターンオーバーを正常に戻すことで、治療法もそれに沿って考えます。
主なものにプラセンタ、ケミカルピーリング、ハイドロキノン、レーザー・フォトフェイシャル、ビタミンC、トレチノインなどがあります。
トレチノイン治療は、ビタミンAを含むトレチノインクリームを使用して、皮膚の再生サイクルを活発にすることで、ニキビ跡やシミを改善します。 通常は28日の皮膚の再生サイクルを、細胞を活発化させることで14日に短縮させます。
ケミカルピーリングでは、酸で皮膚の古い角質層を溶かして剥がしていきますが、トレチノインは皮膚の再生力をアップさせます。
日本では市販されておらず、病院で使用されていますが、個人で利用したい方はネットで個人輸入代行業者から注文しています。
トレチノインクリームを個人で利用した方によると、0.05％使用クリームで1週間くらいは皮むけ状態が目立って外出できないほどだそうですが、その後は毛穴やニキビ跡が目立たなくなるそうです。 10日目頃から乾燥がひどくなるので保湿を十分するようにとのことです。
ニキビ跡のシミ取り化粧品は・・アンプルール
