尿素入り化粧水がシミに効くわけ|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

尿素入り化粧水がシミに効くわけ

尿素入りの化粧水がシミに効くと評判になっています。 自宅で簡単に手作りできる尿素入り化粧水は、美肌水と呼んで健康雑誌などで紹介されています。

 

美肌水は、アトピー性皮膚炎、手荒れ、足のがさつき、表皮の乾燥など皮膚疾患の保湿剤として、医師によって考案されました。

 

尿素は皮膚の一番外側の角質層の保湿性を高めることが以前から知られていましたが、それに昔から保湿剤として有名なグリセリンを加えたところ、非常に高い保湿性の働きが生まれました。

 

最初はアトピー性皮膚炎や足の荒れ防止の特効薬として使用されていましたが、そのうち、肌の色が白くなった、シミが取れた、シワが伸びたという体験談が寄せられるようになり、美容効果が注目されだしました。

 

シミは部分的に肌のターンオーバーが衰えた状態で、保湿をすることでターンオーバーを正常に戻すことができれば、やがて皮膚の再生によって、シミは取り除かれていきます。 また、古い角質を溶かす作用もあるとされているので、皮膚の再生を促すことになります。

 

保湿剤としてのクリームには界面活性剤の影響からか、肌トラブルの報告もあったことから、添加物を使用せず、シンプルな保湿剤として美肌水を考案し、それが美白効果もあったわけです。

 

美肌水の作り方ですが、用意する尿素は安くて手軽に購入できる園芸用肥料で、1kg入り200円から300円程度のものを50g、グリセリンは薬局で市販されている50ml入り300円から400円程度のものを5cc、空き容器は原液用と化粧水用と用意します。

 

容器に尿素50gを入れ、水道水200mlを入れて約1分間、透明になるまでよく振ります。 よく溶けたらグリセリンを入れて更によく振ります。 できた原液は冷蔵庫に保存すれば約6ヶ月は大丈夫です。

 

濃度20%の原液は美肌水にするときは、使用する体の部分によって原液を薄めて使用します。 美肌水は冷蔵庫保存で約1ヶ月間持ちますが、古くなったら庭の肥料として使えます。