シミのお手入れで注意すること
シミの発生原因は、外因として紫外線、化粧品の一部原料、外用薬・内服薬の他、間違ったお手入れ法が原因になります。
例えばピーリングのし過ぎ、スクラブ洗顔、ブラシ洗顔、マッサージのし過ぎなどです。
外因によって発生したシミの特徴は、炎症や摩擦によるものなので、必ずしも左右対称でないことです。 内因としては、ホルモン分泌異常、内臓障害、精神的ストレス、偏った食事による酸性体質などがあり、特徴として鼻を中心に左右対称にできるのが特徴で、境界がはっきりしています。
このうち間違ったお手入れが原因の場合、これ以上続けていると、シミが増え続けてしまうかも知れませんので、正しいスキンケアをしていくこと、肌のターンオーバーを正常な状態に戻すことが必要です。
具体的なお手入れのポイントとして、油分の多いマッサージクリームやクレンジングを使用して、毎日マッサージを続けないこと、保湿剤やメイクに油分の多いものを使用しないこと、顔の汚れをきちんと落とし、肌のターンオーバーを促す洗顔料を使用すること、細胞活性、皮膚再生力を補う作用のある保湿クリームで古い角質を垢として落とすこと、肌を柔らかくして代謝を良くする肌づくりをすることです。
肌色の白い白色人種は紫外線防御機能が大きく働くために、子どもの頃からソバカスができやすいとされ、黄色系の日本人は比較的ソバカスはできにくいですが、シミになりやすい傾向があるそうです。 元々生成するメラニンの量が関係しており、日本人はその素材を持っているということです。
そのためシミの種類も原因、症状別にさまざまで、老人性色素斑（日光性黒子）、肝斑、妊娠性肝斑、光線性花弁状色素斑、色素沈着型接触皮膚炎、脂漏性角化症、炎症性色素沈着など基礎化粧品でお手入れできるものと皮膚科治療を受けた方がよいものとあります。
炎症性色素沈着は細胞活性作用成分を配合した化粧品で効果があり、色素沈着型接触皮膚炎は化粧品などの原因物質を取り除くことで数年後には治ります。
