顔に現れるシミを内臓疾患別に分類
紫外線を浴びることがシミの一番の原因であるということは知られていますが、内臓に疾患があることが原因の場合もあります。
特に原因が思い当たらないのに、できてしまった場合は、その可能性を調べた方が良いかもしれません。 顔に現れるシミを内臓疾患別に分類してみます。
生え際にできる場合は婦人科疾患の可能性があります。 額にできる場合、副腎皮質ホルモン分泌異常、性腺ホルモン分泌異常、卵巣ホルモン分泌異常が考えられます。 まぶたにできる場合は女性ホルモン分泌異常で、妊娠や妊娠中絶回数が多い場合に多いようです。
小鼻にできる場合は大腸機能に異常がある可能性、目尻にできる場合は甲状膜の衰え、または目や鼻、耳の病気、神経痛、心痛、心への深いダメージ（心理的ストレス）などが考えられます。
目の周りにできる場合は子宮の発育不全、妊娠中絶の可能性があり、頬骨にできる場合は肝臓障害、副腎機能の衰えの他、日焼けなどの外部的刺激にもよります。
鼻頭にできる場合は便秘や宿便が溜まっている状態である可能性、アゴにできる場合は婦人科疾患、冷え性、おりもの過多の可能性があります。 口の周りにできる場合は卵巣関係の疾患、自律神経の乱れが考えられます。
内臓機能が弱まると血流が悪くなるだけでなく、栄養吸収が悪くなり、皮膚に栄養素が上手く送られなくなってしまいます。
冬場など身体が冷えると、更に新陳代謝が鈍くなり、血行が悪くなってシミができやすくなる傾向もあります。 また、女性は妊娠中にホルモンバランスが崩れ、女性ホルモンの働きが弱まるとシミができやすくなります。
ホルモンバランスを整えるには、ナッツ類やイソフラボンを含む豆腐や納豆などを摂るようにします。 ストレスもホルモン分泌に影響するので、抗ストレス作用のビタミンCをたっぷり摂るようにします。
自律神経の乱れには、バイオリズムを整えるビタミン12を多く含む、あさり、しじみ、サンマ、カキなどを摂るようにして下さい。
