保湿効果や美白効果が期待できる米麹
美白と言えば、日本酒を使ったスキンケアも効果が期待できると言われています。
実際に日本酒を作っている酒蔵の杜氏は、手が真っ白できれいなことで知られています。
なぜ、杜氏の手が白くなるのかというと、日本酒の材料に使われる米麹にシミやくすみの原因であるメラニンの生成を抑制させる働きがあるためです。
日本酒には米麹だけでなく、ビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富にふくまれているので、潤った美肌を作るのには適していますし、紫外線が肌に吸収されるのを防ぐことにも長けています。
また、血行をよくする働きもあるので、摂取した栄養を全身に循環させることもできますし、肌荒れを防いだり、冷え性を改善したりすることにも向いています。
美白効果が期待できる米麹は、手頃な値段で購入できるので、自作で化粧水を作ってみるのもいいかもしれません。 作り方も簡単なので、試してみてはいかがでしょうか。
用意するものは、お湯(60度くらい)250ccと米麹25g、コーヒーフィルターです。 購入した米麹は固まっているので、ほぐしてからお湯に入れ、3時間ほど放置します。 そのあとコーヒーフィルターを使って濾過します。
濾した液体は、容器に移して美白化粧水として普段のスキンケアに使います。 とくにシミやくすみが気になる部分には重ね付けして使うといいですよ。
残ったほうも、パックに使ってもいいですし、流行の塩麹や醤油麹として利用して食べ、体内から美白効果を期待してもいいのではないでしょうか。
家庭に日本酒がある場合には、日本酒を使ってスキンケアをすることでも保湿効果や美白効果を得ることができます。 普段使っている化粧水や乳液に日本酒を数滴入れるだけでいいので手軽に始めることができますよ。
また、アルコールが入っているので、毛穴を引き締めることにも適しています。 ただし、敏感肌の場合は刺激が強すぎる可能性もあるのでパッチテストなどをしてから行ったほうがいいでしょう。
入浴剤の代わりにお風呂に入れると、身体が温まって冷え難くすることもできるので、冷え性に悩んでいる方にはいいかもしれません。
スキンケアだけでなく、食生活でも米麹や日本酒を摂りいれれば身体の外と内の両方から美白を作っていくことができるので、効果が出やすくなるかもしれませんね。