ベトナム人女性は完全防備で美白ケア
日本人の女性の間では色白がブームということもあって、紫外線対策をしたり、美白ケアをしたりしています。
同じように、美白意識の高い国のひとつにベトナムがあります。
ベトナム人女性のイメージというと、艶やかな黒髪に色白の肌でスレンダーな美人が多いという感じがしますよね。
日本人の美白ケアといえば、日焼け止めを使った紫外線対策や日傘、帽子、スキンケアで行うことが一般的ですが、ベトナムではどのようなケアがなされているのでしょうか。
日焼け止めを使った紫外線対策よりは、できるだけ日光に当たらないようにする完全防備の紫外線対策のほうが主流です。 サングラスやマスク、パーカー、手袋、エプロンなど肌の露出をできるだけ防いで美白対策がされているのです。
これには、国民性も関わっているようで、常夏のベトナムで日焼け止めを塗ると、汗をかいてすぐに流れてしまうので、繰り返し塗るのが面倒ということで、紫外線を直接浴びないようにすることが主流になっているのです。
しかし、バイクで移動することが多いので体中を布などで覆っていたら、ものすごく暑そうでもありますよね。 以前に、ベトナム製の美白クリームを使った女性の皮膚が剥がれたり、窒息死してしまった事件がニュースに取り上げられていたのを覚えていますか?
この化粧品には、人体に有害な水銀が配合されていたため、最悪の場合死に至るトラブルが起きたというものでした。 このようなこともあって紫外線を浴びないようにするケアが主流になっているのかもしれませんね。
とはいっても、近年では使ってもべた付かない日焼け止めが流通しており、美白効果や保湿効果を兼ね備えたタイプなど、種類も豊富になっているため、徐々に利用者が増えてきているようです。
ベトナムは女性が活発に働く国でもありますから、女性が自分磨きをする機会も増えているのかもしれません。 とくに現代の若い世代では、高校生くらいから肌を白くするためのスキンケアを誰もが始めるようです。
日本の美肌ケアは保湿を重視した+αとして美白を行う感じなので、このあたりに差があるのかもしれませんね。 日本でも若いうちからケアをしていけば、美肌を維持できる期間も長くなるのではないでしょうか。