シミができる人とできない人の違い
シミは40歳を過ぎたあたりからできやすくなると言われていますが、実際には40歳を過ぎても、できない人もいます。
白い美肌は女性にとってはとても嬉しいことですし、うらやましくもありますよね。
シミができる人とできない人の肌には、いったいどのような違いがあるのでしょうか。 人が十人十色いるように、できるのもできないのも個人差のひとつで、その人の体質だと思う方が多いですよね。
実はできる人とできない人の違いは科学的見解によると説明がつく話なんですよ。 シミができる最大の原因は紫外線だと言われています。 肌が紫外線を浴びると体内には活性酸素が生成され、その結果、肌はシミを作ろうとします。
活性酸素が体内に増えすぎてしまうと、脳卒中や心筋梗塞、がんなどの命に関わる状態になってしまうと言われていますし、命に関わらなくても様々な疾患を引き起こす原因だと言われています。
人間の身体には体内の活性酸素が増えすぎないようにするSODがあります。 SODは、体内の活性酸素が増えてくると、SODを上昇させたり、増強したりして取り除きます。
このSODは若いうちは強いため、紫外線を浴びて体内に生成された活性酸素もスムーズに取り除かれるため、シミやソバカスができにくくなっていますが、加齢によってこの機能が弱くなり、40歳を過ぎるころにはできやすくなってしまうのです。
活性酸素によって引き起こされる疾患もほとんどの場合で高齢者に見られるのはこのためです。 つまり、SODの強さの差が、シミができる人とできない人の差なのです。 同じ年齢で、同じような環境下で紫外線を浴びても、SODが強い人はできませんし、弱い人にはできてしまいます。
では、SODの強さはどうやってきまるのか？ SODの強さは遺伝子によって決定されるので、遺伝子の差でシミのできやすさは決まると言えるかもしれません。 遺伝的なものなら、どうしようもないって感じる方もいるかもしれませんね。
しかし、だからといって何もせずに放っておけば肌は荒れる一方です。 少しでも長く美白美肌を維持したいなら、早いうちからしっかりと肌が潤うスキンケアや万全の紫外線対策をしていくことが大切ではないでしょうか。
