ヨーグルトや塩こうじはシミに効く?
誰だってシミひとつない美肌でありたいと思いますよね。
シミ対策に美白成分が含まれた化粧品を使う人は多いですが、身近にあるものの中にも美肌に効果的なものがあるんですよ。
近年は健康ブームということもあって、とくに注目されているものに「こうじ」や「ヨーグルト」のような発酵食品があります。 ヨーグルトと言えば乳酸菌ですよね。食べれば乳酸菌の働きによって腸内環境を整えて美肌になれると言われています。
しかし、食べるだけでなく、肌に塗って直接働きかけることもできるんですよ。 ヨーグルトには乳酸菌が作る「乳酸」がたっぷり含まれています。
乳酸には、肌のターンオーバーを高めたり、美白作用、ピーリング作用、保湿などの作用があります。 化粧品にも配合されていることが多く、低刺激なので、肌が敏感な場合でも安心して使えるメリットがあります。
使い方も簡単で、プレーンヨーグルトの上澄みを取って、シミなどの気になるところに塗るだけです。 塗布して5分くらい経過したら、キレイに洗い流して完了です。
週に1〜2回程度、スペシャルケアの一環でやってみるといいかもしれません。 肌に合わない場合もあるので、異常を感じたらすぐに止めるようにしてくださいね。
他にも最近ブームの塩こうじにも美肌には効果があると言われています。 食物を発酵させるために微生物の働きが必要で、こうじとはその微生物の一種で、米や麦などの穀物を発酵させるカビを繁殖させたものです。
日本酒や清酒を造るときにもコウジカビが使用されます。 以前から、酒蔵の杜氏は手が白くてきれいだと言われていますよね。 これは酒粕の美肌効果によるものだと言われています。
なぜ美白効果があるのかというと、麹や酒粕の成分には、肌が紫外線を受けたときに生成されるチロシナーゼがチロシンに働きかけてメラニン色素に変化させるのを抑制する効果があり、新しいシミができにくくなります。
ブームの塩こうじは、簡単に作ることもできますよ。 100ccの水に、こうじ100gと塩30gを入れて、1日1回かき回して2週間ほど置くと完成します。
できてしまったシミにはヨーグルト、新しいシミの予防には塩こうじがおすすめです。 普段の食事に上手に取り入れて、シミのない美肌を目指してはいかがでしょうか。