シミが原因で顔が老けて見える
シミが嫌がられる原因の一つとして、「顔が老けて見える」というものがあります。
確かに、若い頃ってシミとは無縁ですからそういうイメージが強いですよね。
男性からも「彼女のすっぴんがシミだらけで幻滅した」なんて意見が出ています。
もっとも「シワやたるみのほうが老けて見える」「肌の状態くらいでゴタゴタ言う男はたいしたやつじゃない」という反対の声もありますが。
どちらにせよ、老けて見えるなんて言われないためにはシミ予防が重要です。 ポイントはやはり「紫外線を防ぐ」「新陳代謝を高める」こと。
これはシワ・たるみ・くすみなどありとあらゆる肌トラブルの予防になりますので、やって損することはありません。 紫外線予防については既にご存知の方も多いでしょうから、今回は新陳代謝をメインにお話しましょう。
顔の皮膚は、若い人で28日周期、30代あたりから40日以上にまで延びます。 これにストレスや生活習慣、栄養状態などの悪影響が加わればもっと延びてしまいます。 ですから年を取れば取るほど、常にターンオーバーを意識することが大切です。
まずは毛穴や古い角質を適度に取り除くこと。 肌の細胞は内側から新しく生まれ変わっていきます。 ですから、古い細胞=垢がいつまでも表面に居座っていると、キレイなお肌には見えないんですね。
新しい細胞が表面に出てこないということは、皮膚の奥でシミがとどまってしまう原因にもなります。 適度にピーリングを行い、新しい細胞に出てきてもらいましょう。
次に大事なのが、血行を促進すること。 血液は肌だけでなく、身体のさまざまなところに栄養や酸素を運んでくれています。 血行が悪いと、栄養が行き渡りにくくなるので病気や肌荒れを起こしやすくなるのです。
となると、新陳代謝も妨げられてしまいます。 マッサージや体操、入浴など血行が良くなる習慣を取り入れましょう。 カンの良い方はそろそろお気づきかもしれませんね。 そう、これって美肌効果だけでなく、全身を若返らせることができるものばかりなんです。
血行を良くするための運動は、体力がつき肥満を予防して若々しさを保てますよね。 健康と美容が密接に結びついている証拠といえそうです。 「老けて見える」なんて二度と言わせないためにも、全身を若く保つよう意識して過ごしたいですね。