朝と夜で違う美白ケアをしてみる
美白ケアをいつ行っていますか?
紫外線カットに重点を置くなら朝、ダメージの回復がメインなら夜と答える人が多そうですね。
それももちろん間違ってはいませんが、できれば両方行ってスキのない美白対策をしたものです。
そんなに大掛かりなことをしなくても大丈夫ですよ。
例えば、朝と夜で違うタイプの美容液を使ってみる。 朝は時間がないという人も多いでしょうから、化粧下地と兼用になっているタイプを選んでみるとか。 すっかり定着したBBクリームも、広い意味ではこの中に入りますね。
そして夜は美白または保湿に重点を置いたものを使ってみる。 美白コスメだけは潤いが足りないという場合は特に、保湿効果の高い美容液がいいでしょう。
コスメは基本的に一長一短なものが多いので、白くするアイテムだけ使っていたらいつの間にか肌が乾燥していた……なんてことはよくあります。
化粧水・乳液・美容液、はたまた洗顔も含めたどの段階でもいいので、一ヶ所保湿を意識してみると解決するかもしれませんよ。ローションパックもいいですね。
また、特に夜オススメなのがトマトを食べること。 トマトに含まれるリコピンには、紫外線で発生した活性酸素を取り除く効果があります。 これが美白や老化防止になるのです。
トマトジュースやトマトを使った料理を夕食に取り入れましょう。 どうしてもトマトの味がイヤ、という場合はサプリでも構いません。 昼にやらないほうがいいケアもあります。 光毒性のあるオイルを使った手作りコスメの使用です。
ベルガモットやオレンジ・ビターなどの柑橘系精油は、紫外線で肌に悪影響を及ぼす可能性があります。 割合を守れば大丈夫ですが、12時間〜48時間程度光毒性が残る場合もあるので、やはり昼間は避けたほうが無難です。
酷い例では、ベルガモットオイルを塗って日焼けし全治7日間の火傷を負った人もいます。 市販のコスメでは概ね光毒性を配慮した配合になっているため、「柑橘類は絶対ダメ!」というわけではありません。
また、ビタミンCではなく柑橘類に光毒性があるので、ビタミンCの入ったコスメは大丈夫です。 ただし、これらのフルーツに含まれるソラレンに紫外線の感受性を高める効果があるため、もし食べるとしたら夜がいいでしょう。