ぬか床の持つ美白効果を活用するには
自宅でぬか床を使い、漬物を作っているという方は少なくなってきています。
しかし、ぬか床を毎日かき混ぜている方の手は、とても白くツヤツヤしていると言われています。
一体ぬか床には、どのような効果があるのでしょうか。
ぬか床には、美容に効果的な様々な成分が含まれています。 代表的なのが、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群とビタミンEです。 ビタミンB群はシミに、ビタミンEはニキビや血行障害、皮膚の老化に効果が期待できます。
そして、γ-オリザノールと呼ばれる成分は、アトピーなどに効果が期待できるとされています。 つまり、毎日かき混ぜていると自然と美容成分を吸収しているという事になるのです。 しかし、いくら美容に効果的な成分が含まれていたとしても、ぬか床に顔を突っ込む事はできません。
そこで、米ぬかを使ってパックをしたり、石鹸を作ったりして活用しましょう。 これらは市販の美白化粧品を購入するよりも安く、美白効果が得られるとあって、人気を集めています。
まずは、パックの仕方です。 米ぬか4に対して小麦粉6の割合で混ぜ合わせたら、20分から30分程度放置しましょう。 そこに、水を少しずつ加え、のり状になるまで練り合わせたら完成です。 これを、洗顔後の綺麗な肌に満遍なく塗って下さい。
その状態で10分間放置し、パックが乾燥したら水もしくはぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。 普通肌の方は、週2日～3日パックを行ってみて下さい。 ただし、敏感肌の方は肌の状態を見ながら、回数や時間を調整して行って下さい。
続いて、シミが薄くなるという高い美白効果を発揮する石鹸の作り方です。 まず、口の広い容器に新鮮な米ぬかを入れましょう。 適量の米ぬかを手に取ったら、水を少量入れて混ぜ合わせて下さい。
米ぬかがダマ状に固まったら、石鹸の完成です。 使い方は、普通の石鹸と全く変わりはありません。 使用後は、シャワーでしっかりと洗い流し、その後湯船に使って下さい。
ただし、吹き出物といった肌トラブルが起こっている時には、使用を控える事をオススメします。 何故なら、米ぬかが刺激を与えてしまう可能性があるからです。 肌の状態を見ながら、使用するかどうかを決めて下さい。
