肌のターンオーバーを行う細胞の働きとは
よく肌のターンオーバーを正常にして、シミを治すと言いますが、ターンオーバーとは一体何でしょうか。
一般的には、新陳代謝と同じような使い方で使われますが、どういったことなのか説明したいと思います。
まずターンオーバーとは、28日周期で新しい皮膚が生まれてきていると解釈されていますが、実際は、毎日皮膚は生まれてきているのです。
何故、28日なのかは、皮膚を構成する細胞の一つずつの寿命が28日だからで、細胞が生まれて剥がれるまでの間のことを指して言っているのです。
それに細胞は、14日間に一度分裂して、片方は皮膚内部に残り続け、新しい細胞ができるたびに底から細胞を押し出して、最終的に古い細胞が体の垢になるのです。 このような仕組みの肌のターンオーバーがズレたらどうなるかも説明したいと思います。
細胞の交代が早くなってしまう場合は、成熟していない角質が生まれる事になり、保湿成分のセラミドを補給する力がなくて保湿機能がとても弱く、外敵である紫外線に負けてしまうでしょう。
それに乾燥にも弱く、シミもできやすい肌になり、これを治そうと肌の方もターンオーバーを繰り返しますので、悪循環になってしまいます。
上記と同じような理由で、紫外線を浴びると肌のターンオーバーは、早い方向にズレていくことになります。 逆に遅くなった場合は、老化によく見られる現象なのですが、皮脂の分泌量が少なくなり、肌が硬くなっていきます。
それと同時に、カサカサとした乾燥肌になってしまいますし、さらにターンオーバーで、角質が溜まっていきますので、肌が分厚くなり、血行も同時に悪化し、くすみの原因にもなってしまうでしょう。
肌のターンオーバーは、シミを治すのにとても大切なことですが、自律神経によって働いているので、自らの意識でコントロールすることはできません。
しかし、肌に水分を補給して、余分な負担を掛けず、規則正しい生活をしていれば、肌のターンオーバーは正常に戻り、細胞の働きも良くなることでしょう。
みずみずしい素肌を守りたいなら、肌のターンオーバーの動きを理解して、それに合った行動や化粧をしていれば、おのずと綺麗な素肌を手に入れられるのではないでしょうか。
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