シミ除去のレーザー照射した後は絆創膏で保護
シミ除去のためにレーザー照射した後は、絆創膏などで保護しなくてはいけません。
でも、保護するテープは普通の絆創膏でいいのか、それとも専用のテープじゃないといけないのでしょうか?
なぜ絆創膏で保護する必要があるの?
レーザーを照射した後は、皮膚が軽く炎症を起こしたような状態になっています。 キチンと保護してあげないと余計な紫外線を浴びて、かえって痕がひどくなるからです。 また、カサブタになるまでは塗り薬を塗らなくてはいけない場合もあるので、そのために絆創膏が必要になります。テープで保護するのは、湿潤療法をするためだとも言われています。 閉鎖療法とも呼びますが、傷口を乾燥させずに湿度を保った方が傷口の治りが良いという方法です。
どんなもので保護するの?
レーザー治療後の患部を保護するテープは、患部の大きさに合わせてカットした肌色の目立たない絆創膏を貼る場合が多いです。 紫外線をカットできるように、遮光性テープを渡してくれることがほとんどですが、中には普通の絆創膏の場合もあります。気になる場合は、ドラッグストアにて、遮光性テープを購入して貼りかえると良いでしょう。 そのときは、必ず医療用テープを購入して下さい。
日焼け止めはどうする?
紫外線対策するには、日焼け止めが必須です。 絆創膏が取れないうちは、貼った上から日焼け止めを塗って下さい。 それからメイクをします。 テープの貼り替えや塗り薬の使用は、医師の指示に従って下さい。
絆創膏が取れるのはいつ?
絆創膏で保護しないでいいようになるのは、カサブタが剥がれてからです。 通常は、レーザー照射から約1週間で剥がれ始めます。 ジワジワと周囲から浮いてくるようになりますが、爪で無理やり剥がすようなことはしないで下さい。また、テープを替えるときもカサブタを乱暴に剥がさないように、慎重に取りましょう。 カサブタが取れたあとはピンク色の肌をしていますが、紫外線には弱い状態です。 シミが再発してしまわないように、3ヶ月はしっかりと紫外線対策をして下さい。
また、ピンク色になった後に一時的に色素が濃くなってしまう場合もありますが、日が経つにつれ落ち着く場合もあります。 慌てず様子を見て、心配なら医師に相談すると良いでしょう。