デコボコしたシミは自力で治せるのか
シミの中にもデコボコしたものや立体的なものがあります。
そんな場合は下手に自分でいじらず、医療機関で除去の相談をした方が良いでしょう。
デコボコシミの種類
普通、紫外線を浴びて現れてくるシミは、老人性色素斑と呼ばれるものです。 それが変化して立体的になると、脂漏性角化症になることもあります。 別名老人性イボですね。 他にも、ニキビが治った後の肌はデコボコして色素沈着が起きている場合も多いです。また、まれに皮膚がんのこともあります。 何度もカサブタになって剥がれたり、大きくなったりするようなことがあれば、皮膚科を受診してみると良いでしょう。
対処法
デコボコシミは、美白化粧品だけでは対処できません。 対処法としてケミカルピーリング、レーザー治療、光治療などが挙げられます。 ただし、深く陥没したニキビ痕のようなデコボコ肌の場合、ケミカルピーリングだけでは改善できません。 レーザー治療が中心になりますが、色々と種類があります。
炭酸ガスレーザー
水を含んだ組織にレーザーが反応し、患部を除去する治療法です。 レーザー照射は1回だけでいいのですが、その後肌を保護する必要があり、約1ヶ月は慎重なケアが必要になります。
マックスピール
医療用カーボンを含んだローションを肌に塗り、赤外線レーザーを照射してピーリング効果を得ようとする治療法です。 カーボンが毛穴に入りやすいように、施術前にケミカルピーリングを行います。 毛穴の開きが気になる人に向いている治療法ですが、肌の状態によっては刺激が強過ぎず向いていません。
フラクセル
肌に点状にレーザーを照射していって、肌細胞の再生力を高めようという治療方法です。 毛穴の開きや浅いニキビ痕、肌の張りに効果を発揮します。 照射した部分はカサブタになって剥がれますが、普通にメイクして生活できます。 何度も通わなくてはならず、月1回通って少なくとも4回ぐらいは照射した方が良いとされています。