シミやほくろを取るもぐさとは
シミやほくろを取る方法と言えば、レーザー治療やケミカルピーリング、ハイドロキノンなどの塗り薬が一般的ですよね。
でも、他にももぐさを使う方法が口コミで広がっています。
もぐさと言えば、肩こりや腰痛治療のイメージが大きいのですが、いったいどうしてシミやほくろにいいのでしょうか?
昔から行っていた民間療法
もぐさを使用したシミ・ほくろ除去法は、口コミで広がりました。 昔の人が使用していた、いわゆる民間療法です。 気になる部分にお灸をすえ続けると、1週間から2週間ぐらいでカサブタになって剥がれ落ちるそうです。 その後、カサブタの痕は赤く残りますが、順調に行けば赤みは1ヶ月ぐらいで取れます。普通のヨモギでできているもぐさを使うのではなく、専用のものを使うのが一般的です。 そのメリットは何と言っても自分でできる手軽さです。 数千円で購入できるので、コストパフォーマンス的にも優れていると言えます。
注意点
根が深いほくろや、シミはあまり向いていないようです。 また、あくまでももぐさによる除去法は民間療法であるということです。 自己判断によって取ってしまうことによって、様々な肌トラブルのケースも起きています。まず、火傷による水泡です。 しばらくすれば自然にカサブタになって取れる場合もありますが、うっかり崩してしまうと炎症を起こしてしまうこともあります。 火傷の痕が残ってしまい、ほくろやシミより目立ってしまう結果にもなりかねません。
また、取ってしまってもまた再発してしまうケースも多いです。 根っこまで取れていなかったことが原因と考えられますが、その場合はあまり素人がいじらず、皮膚科に相談したほうがいいでしょう。
一番怖いのが、メラノーマなどの悪性疾患を間違えて取ろうそしてしまうことです。 メラノーマは刺激を与えると、そこから一気に広がって転移してしまう恐れがあります。 初期段階は素人が目で見ただけでは判断しづらいので、急にできたシミ・ほくろなどは触らないほうが無難でしょう。
成功したという口コミも多いですし何よりも手軽というメリットがあるのですが、リスクを十分に理解し、もぐさで除去するかどうかを判断すると良いでしょう。