間違った洗顔料選びでシミができる
お肌のお手入れの基本で洗顔は重要ですが、なぜ、大切かというと皮膚の新陳代謝に合わせて古い角質を落とすことが必要だからです。
皮膚が再生されるサイクルは、一般的に28～30日周期ですが、年齢によって違い、だいたい4週間から6週間のサイクルで再生されています。
新しい健康な皮膚が再生されるためには、表面に貯まった古い角質を適度に落としていくことが必要になります。
中には洗顔料でかぶれた体験があり、それ以降、洗顔料を使わずに洗っているという方がいますが、古い角質をきちんと落としていないと、顔が全体的にくすみ、シミができ始めたりします。
それ以外にも皮膚が硬くなり、シワの原因になったり、いつまでもニキビ跡がよくならなかったりというトラブルを招きます。 つまり、洗顔料で皮膚の汚れを適度に落としていないと、肌の老化を促進させてしまうことになります。
また、洗顔料の選び方を間違うと、かえって肌トラブルを起こし、シミやくすみの原因を作ることがあります。
もともと肌が弱い方が、石けん洗顔に切り替えたところ、乾燥肌がひどくなり、化粧水が沁みて、オイルやジェルのような化粧品しか使えなくなるとか、化粧水で水分補給ができないので、肌が硬くなり、シミやくすみの原因になるといったトラブルです。
また、肌に対する刺激が強い洗顔料もあります。 シミやくすみの原因の古い角質を取り除くため、洗浄力が強いものを選ぶと、肌に負担をかけ、かえってバランスを崩すことがあります。
基礎化粧品の場合は、裏側に全成分表示していますが、医薬部外品や雑貨扱いの石けんは成分表示されていないことがあります。
肌に負担をかけないためには、合成界面活性剤や防腐剤、香料、乳化剤など、添加物がなるべく含まれていない無添加のものが良いです。
泡立ちがよく、泡切れもよいものにし、泡立てるときにはネットなどを使用すると手軽にできます。 手が顔に直接触れないように泡のクッションを作るイメージで洗顔すると良いです。
