ドライアイスを使ったシミの治療法
肌トラブルの代表格とも言えるのがシミですが、その治療法として最も知られているのはレーザー治療ではないでしょうか。
患部にレーザーを照射することで、メラニン色素を破壊し、一気にシミを撃退してしまいます。
後遺症や副作用を気にする方もたくさんいらっしゃいますが、アフターケアをしっかり行い、医師の指示に従うことで、その可能性を格段に下げることが出来ます。
レーザー治療は今や、最も主流な存在となっていますが、かつてはドライアイスを使った治療法が主流となっていました。 ドライアイスをシミに直接、しかも瞬間的に当て、それを何度も繰り返し行うことで、徐々にシミが薄くなっていくという効果がありました。
しかし、ドライアイスに思わず触れてしまい、その後、やけどしたようにヒリヒリした…という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、これはドライアイスでのシミ治療についても同じことがいえます。
また、当てる場所によって消え方にむらができてしまい、一部では消えたのに、別の場所ではまだはっきりと残っている…というケースもあるのです。
さらには、ドライアイス治療によって、いったんは完全にシミが消えたように見えたのに、時間の経過に従って、また少しずつはっきり浮き出てくるようになるというケースもあります。
このように、ドライアイス治療は確かにシミに対して一定の効果はあるものの、デメリットも多かったのです。 そのため、今ではレーザー治療が全盛となっており、ドライアイス治療を行っている病院はもうないといっても良いでしょう。
より確実にシミを除去できる技術が確立されているからこそ、ドライアイス治療はもはや過去のものとなっているのが現状なのです。