美白化粧品はラインで使わないとダメ?
美白化粧品を使う時に、多くの女性が疑問に抱く事があります。
それは、ラインで使わないとをいけないのかどうかです。
一般的に、厚生労働省が認める美白有効成分を配合するアイテムならば、それだけでもケアをスタートさせる事が出来ると言われています。
その為、気に入った美白化粧品があるのであれば、それを通常のスキンケアアイテムに加えて、ケアを行っても構いません。 しかし、クレンジング剤、化粧水、美容液、乳液、クリームは、それぞれ異なる役割を持っています。 この中でも、中心的な存在と言われているのが、美容液です。
クレンジング剤は、メイクや皮脂といった汚れを落とす役割を持っています。 これは、汚れが溜まっているとその後のアイテムの浸透力が低下するからです。 化粧水は、肌に潤いを与えると同時に、次に使用するアイテムの浸透力を高めるのが役割です。
美容液は、肌に栄養を与える役割を持っており、他のアイテムと比較すると、有効成分が高い濃度で配合されている事がほとんどです。 乳液、クリームは、それまでのアイテムで肌に与えた有効成分を閉じ込める役割を持っています。
基本的に、中心的な存在である美容液を基準として、化粧水や乳液、クリームは作られています。 その為、美容液の効果を存分に発揮させる為には、同じ基準で作られたものの方が良いと言う訳です。 これが、ライン使いの方が効果が期待できると言われている要因です。
また、このような役割を知っていれば、間違ったスキンケアを行う事も減るでしょう。 例えば、肌がべたつくのが嫌だから乳液やクリームは使わないで、化粧水と美容液で済ますというケースです。
これでは、せっかく肌に与えた潤いや有効成分が、どんどんと蒸発していく事になってしまいます。 もし、このような間違ったスキンケアを行っているのであれば、すぐにやめるようにしましょう。
さらに、ラインで使わない場合、ごく稀に配合されている成分同士がケンカを起こす事もあります。 特にブランドも全く異なるものの場合、成分同士がぶつかりあって、十分な効果を発揮しない可能性もあります。 こうした事も考えると、やはりライン使いの方が安心ですし、最も効果が期待できる使い方と言えるでしょう。