紫外線だけじゃない！病気でもシミは増える
発見したらちょっと憂鬱になるシミは、突然目に付くようになりますよね。
日本人女性の多くは、紫外線の多い時期だけに日焼け止めなどの紫外線ケアをする傾向があるので、紫外線の少ない時期に浴びたものが蓄積して肌表面に現れてシミが増えることもあります。
そうならないためには、紫外線対策を一年を通して行うことが大切です。 原因の多くは紫外線ですが、実際には病気が原因で増えることもあります。
病気でシミが増える可能性のひとつには、肝臓の機能低下があります。 肝臓の体内での役割は化学工場のようなもので、腸内で吸収された栄養を貯蔵、解毒、代謝、排泄などの多くの役割を担っています。
吸収された栄養を必要に応じて分解してエネルギー源を作り出し、血液に乗せて全身に送ったり、毒性のあるものをできるだけ毒性の少ない物質に変化させて尿などで排泄したりと人間が生きていくために必要な活動が行われています。
肝臓が弱まり、病気になって機能が低下すると、全身に送られるはずの血液が十分に製造されずに、古くなった血液が溜まってしまいます。 血液が新しくキレイなものにかわらないと、老廃物も体内に溜まってしまうのです。
血液の質が悪くなると、子宮筋腫などの病気にもなりやすく、ソバカスができやすくなります。 また、現代はストレス社会とも言われていますよね。 とくに30代以降はストレスを受けやすい世代でもあります。 過剰なストレスも原因のひとつです。
このような病気によって増えるシミの改善には、それぞれの原因に合わせて解決していく必要があります。 肝機能の低下を防ぐためには、お酒を飲み過ぎないようにしたり、良質の睡眠やバランスの良い食事で身体を回復させることが大切です。
また、血行を促進して身体の新陳代謝を高めるに適度な運動をしたりするのも効果的です。 適度な運動はストレスの解消にも効果もあります。 身体の代謝を高めるには、ビタミンB群の摂取がおすすめです。
ビタミンB群は代謝を助けるだけでなく、ストレスにも強い身体を作ることができますよ。 シミに似た症状で急に出てくるものの中には、皮膚がんの一種の可能性もあるので、急なシミが増えた場合には、病院などで診断を受けたほうが安心できるかもしれませんね。
