ハーブチンキを作って美白ケア
普段の生活でハーブティーを飲む方も多いのではないでしょうか。
ハーブティーには、心身ともにリラックスさせる効果やリフレッシュさせる効果があります。
また、ハーブにはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、抗酸化作用があるため、普段不足しがちな栄養を摂取できると同時に老化防止にも効果的です。 ハーブによって効果や効能が異なるので、自分の欲しい効果が得られるものを利用してみるといいですよ。
ハーブの中には、美白や美肌に効果があるものもたくさんあります。 ハーブティにするのもいいですが、美白ケア用にハーブチンキを作ってみてはいかがでしょうか。
チンキとは、ハーブの持つ有効成分をアルコールを用いて抽出したもので、ハーブティーとして飲んでもいいし、肌に直接塗布して使うこともできます。
チンキはハーブティーに比べて、有効成分を濃く抽出できる特徴があるので、美白ケアにおすすめなのです。 ハーブの中でも美肌に効果的なものには、ローズ、ジャーマンカモミール、ハイビスカス、ローズヒップ、ヒースなどがあります。
それぞれ、ローズには女性ホルモンを整えて肌荒れを防止する働き、ジャーマンカモミールには美白効果や抗炎症作用、ハイビスカスには美肌作用や代謝UP、ローズヒップには抗酸化作用やアンチエイジング、ヒースには豊富に含まれるアルブチンによる美白と抗菌の作用があります。
チンキハーブ単体で作ってもいいのすが、ハーブを組み合わせて作ると相乗効果が得られるので試してみるといいかもしれません。 チンキの作り方(200ml容器)は、ドライハーブをビンの1/10〜1/4程度に入れて、35度のホワイトリカーか40度のウォッカで満たせばOKです。
フタをして毎日1回ビンを振って2週間〜1ヶ月程冷暗所で保管します。 期間が経ったらコーヒーフィルターなどで濾過してチンキを取り出して完成です。 保存期間は1年程度で、お水やお湯に数滴たらせば、ハーブティーになりますし、肌につければ美容にも期待ができます。
肌がアルコールに弱い場合には水で3〜4倍に希釈して使ったり、飲む場合でもアルコールが苦手なら熱湯を加えて揮発させれば利用できます。 普段使っている化粧水や美容液、クリームなどに加えて使うこともできますので、自作してみてはいかがでしょうか。