シミにも効果が得られる水パッティングの方法
インターネットで美白ケアについて調べてみると、水パッティングという方法が紹介されています。
TV番組で紹介された方法のようですが、実際にシミにも効果が得られるのでしょうか。
水パッティングの方法とは、洗顔後、水道水を使って肌を下から上に向かって持ち上げるようにマッサージしていくというものです。
水でマッサージをすることで、肌の血行促進や、リンパの流れをよくすることで、新陳代謝を高めて肌のターンオーバーを促し、シミが消えていくということのようです。
この水パッティングを10回1セットで、一日に30セット行うと効果が実感できると言うことですが、実際にはどうなのでしょうか。 確かに、肌の新陳代謝を高めるためには水分はとても大切ですし、マッサージや表情筋を動かして血行を促進することも大切です。
これによってターンオーバーが正常化されれば、シミが消えていくのも納得です。 しかし、パッティングは肌トラブルを起こす原因にもなる可能性もあります。
300回も水道水をかけながらパッティングすると、とくに乾燥肌などの場合には肌内部の貴重な水分を一緒に取り除いてしまう可能性もありますし、血行を促進するとしても、パッティングの強さによっては肌を傷つけて逆にシミを作ってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
300回のパッティングは多少は肌に赤みが残ると考えられますし、肌がたるんでしまう可能性も否定できません。 水パッティングは敏感肌や乾燥肌には向かない方法ではないでしょうか。
どんな化粧品を使っても、肌荒れがおきないような丈夫な肌で、普通肌あるいは脂性肌であれば効果を実感できる可能性もあるかもしれません。 水パッティングを実践している方のブログなんかを除いてみても、効果を実感している方もいれば、そうでもない方もいらっしゃいます。
水パッティングのあとは、普段のスキンケアをすればいいようですが、現時点では何の根拠も実証されていないため、確実にシミ対策に効果があるとは言い切れないので、試してみようという方は自己責任で行う必要があります。
ただ、水パッティングとシミの因果関係が明確になり、効果があるとなると、水道水だけで美白できることになるので、高いお金を払って美白化粧品を使う必要もなくなるので、それはそれで嬉しいことではないでしょうか。