ざらつきのあるシミは化粧品では消えない？
30代になるころから気になりだす場合が多く、40歳になる頃には年々増えるシミに頭を悩ませるケースも少なくありません。
鏡に映った自分の顔にシミがあるとちょっと憂鬱になりますし、見た目にも老けた印象を与えてしまうのでなんとかしたいですよね。
一度できてしまうと、消えるまでに時間がかかることが多く、美白化粧品を使ってもなかなか効果が得られないということも少なくありません。
原因のほとんどは紫外線によるものですが、加齢によって肌が老化することでもできてしまいます。 肌の老化は、細胞の活動が衰えてしまうため、メラニンが生成されても代謝がスムーズに行われず、肌に残りやすくなります。
既にできてしまったものへの対策には、多くの方が美白化粧品を使ってケアするのではないでしょうか。 美白化粧品は主にメラニン色素の生成を抑制する働きのものが多いので、これから肌表面に出てくるものやできたばかりのものには効果があるといえるかもしれません。
長期間に渡って肌にあるシミは、肌の奥にメラニンが色素沈着している場合もあるので、美白化粧品で薄くしていくのは難しいかもしれません。
なかには、美白化粧品では全く効果が得られないものもあります。 それは、ざらつきや厚みがあるシミです。 ざらつきがあるものはその見た目だけでなく、肌触りも悪く、美白化粧品を使っても効果が得られない厄介なものです。
ざらつきのあるシミができてしまう原因は、古くなって剥がれ落ちるはずだった角質が黒ずんだ状態で肌に残ってしまったことです。 加齢によって肌のターンオーバーが遅くなることや肌の乾燥が進むことで起こりやすくなります。
改善するためには、肌表面に残った古い角質を剥がしてしまうことです。 そうすると、新しいツルツルした肌が現れてシミを落とすことができますので、ピーリングなども効果的かもしれませんが、クリニックなどで診察を受けてレーザー治療など受けたほうが安全です。
ざらつきのあるものに限らず、美白化粧品を半年以上使っているにも関わらず、効果が得られない場合には、専門家へ相談して施術を受けたほうがいいかもしれません。 美白美肌になるためには、シミができてからではなく、できる前からケアをしておくことが大切なのです。
