シミはめくれる?ケア方法と有効成分
日焼け後の肌がめくれるように、シミがペロンと剥がせたらとても気持ちが良いでしょうね。
シミをめくれるように取るには、肌のターンオーバーを促し、色素が沈着している部分を皮膚表面へ押し出せば良いのですが、ちょっとのセルフケアでめくれるようにスッキリとシミを取るのは難しいです。
スッキリとめくるようにシミを取りたいと言う事であれば、レーザーや低周波など、皮膚科やエステサロンでの施術を検討した方がより効果的です。
特に、長期間セルフケアをしているのに改善が見られない、早く効果を感じたいという方なら尚更です。 セルフケアでのシミ対策でしたら、肌に合った保湿ケアとシミの原因となるメラニンへの対策を実施していきましょう。
使用する基礎化粧品は、自分の肌に合っている事が大前提ですが、ビタミンC誘導体のように、有効成分が配合された美白ケア向けの製品を使用するのも選び方のひとつです。
この他にも、肌の漂白剤と言われるハイドロキノン、肌を生まれ変わらせると言われるトレチノインなどが有名です。 このうち、配合されている製品が多いのはビタミンC誘導体です。
ハイドロキノンは安定しての配合が難しい為、市販品の数はさほど多くありません。 そして、トレチノインは残念ながら市販されておらず、入手には皮膚科などの医療機関に行く必要があります。
トレチノインは、海外では市販されているのですが、日本ではまだ認可されていない状態なのです。 その為、個人輸入で入手する方もいらっしゃいます。 この場合、有名なのは「オバジ」です。
日本国内の化粧品シリーズにも同じオバジ(ロート製薬)という名前の製品があるのですが、トレチノイン配合のクリームは、日本では認可を受けていないアメリカの化粧品です(もちろんアメリカでは認可されています)。
ネット通販で購入する事ができますが自己責任となってしまうので、こちらではおすすめはできません。 また、トレチノインは角質がボロボロと剥がれ、皮膚がつっぱるようになったり赤みがでたりといった副作用が出る可能性があります。
UVにも気を使わなくてはいけないので医師の説明を聞いたうえでの使用がおすすめです。 皮膚科によってはハイドロキノンやトレチノインのクリームを販売していますので、お近くの皮膚科でたずねてみると良いでしょう。