赤紫色のシミの原因とは
ニキビ跡がシミになるという話を聞いた事はありませんか?
ニキビ跡の色素沈着には、茶色や赤紫色といった種類があります。
中でも今回は、赤紫色のシミについてご紹介します。
人間の血液の中には、ヘモグロビンと呼ばれる色素があります。 ヘモグロビンは、酸素不足の細胞に対して酸素を運んで渡すという働きを持っています。 そして、血液が赤く見えるのは、ヘモグロビンが鮮血色をしているからです。
そんなヘモグロビンは、細胞に酸素を渡し終えると暗い赤色になります。 暗い赤色になったヘモグロビンは皮膚越しに見ると、青色に見えると言われています。
では、何故ニキビ跡のシミは青色に見えないのでしょうか。 ニキビの炎症や化膿といったトラブルで、皮膚細胞や血管が破壊された場合、血液が滲み出てしまいます。 この状態で見える血液こそが、赤紫色に見える原因なのです。
つまり、皮膚細胞や血管が破壊された跡と呼ぶ事ができるでしょう。 皮膚細胞や血管が破壊されているという事は、当然皮膚の機能は低下しています。
その為、滲み出た血液を吸収する働きも、外へと排出する働きも行われません。 この状態で放置しておくと、ニキビ跡が赤紫色のシミになるという仕組みです。
しかし、茶色よりは赤紫色の方が自然に消えやすいとも言われています。 ただ、どちらにせよシミである事には変わりはありません。 取り除く為には、肌のターンオーバーを活性化させる事が必要不可欠です。
その為には、バランスの取れた食生活と睡眠が重要になります。 食生活では、肌と関係の深いビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを積極的に摂取するよう心がけましょう。
そして睡眠では、肌のゴールデンタイムと呼ばれる午後10時〜午前2時の間に、きちんと睡眠を取るようにしましょう。 また、汗をかく事も大切なので、適度な運動も取り入れて下さい。 ただし、汗をかいたらきちんと拭き取る、もしくは洗い流すようにしましょう。
食生活と睡眠、そして適度な運動によって生活リズムを整えたら、スキンケアも活用しましょう。 ニキビ跡を綺麗に治すには、地道なスキンケアが欠かせないと言われています。 最近では、ニキビ跡専用の基礎化粧品も販売されています。 是非これらを活用して、気になるシミを撃退しましょう。
ニキビ跡を綺麗に治す化粧品は・・アンプルール