女性が気になるシミとしわの原因とは
今回は、女性が気になるシミの原因となる3つの要因をご紹介します。
まず1つは、生理的な要因です。
生理的な要因とは、肌の機能の老化によって、色素が平均的にばら撒かれなくなる事が原因です。
平均的にばら撒かれなくなると、一部分に色素が固まり、斑点状になりシミが出来てしまうのです。 こうした生理的な要因で出来るものは、医学用語では老人斑と呼ばれています。 この老人斑は、顔だけでなく体の様々な部分に現れるという特徴を持っています。
また、妊娠性肝斑も生理的な要因によるものです。 これは、妊娠をキープする為に、黄体ホルモンの分泌が増加する事によって起こります。 なお、妊娠性肝斑は出産から半年程度で消えていくので、あまり心配する必要はありません。
続いては、物理的な要因です。 化粧品、衣類、洗剤、食べ物、空気中の物質など、色々な物が原因として挙げられます。 しかし、中でも最も気をつけるべき物理的な要因は、紫外線です。 出来るだけ日焼けを行わないよう、紫外線は徹底的にカットするようにしましょう。
3つ目は、精神的な要因です。 何らかの衝撃的な出来事により、ストレスが溜まり急速に老化が起こると、シミが出来ると言われています。 なお、衝撃的な出来事から立ち直ると自然に薄くなりますが、ストレスが溜まったままでは、薄くなる速度も遅くなってしまいます。
シミと同時に、悩みを抱えている女性が多いのは、しわではないでしょうか。 しわにも、様々な原因が挙げられます。 まずは、筋肉の収縮です。 しわが、顔のよく動く部分に出来るのは、この筋肉の収縮が原因です。
また、年齢を重ねると皮膚の奥のコラーゲンやヒアルロン酸が減少します。 このコラーゲンやヒアルロン酸は、20歳を境に少しずつ減少傾向になります。 その為、肌のハリが無くなり、しわの原因となるのです。 さらに、乾燥も原因になります。
紫外線やエアコンによる乾燥だけでなく、肌に合わない化粧品によって乾燥肌になる可能性もあります。 乾燥は、皮膚の保護機能を低下させてしまうので、しわにも大きな影響を与えてしまうのです。 皮膚の保護機能が低下すると、シミの原因でもある紫外線を浴びやすくなってしまいます。
紫外線を浴びると、体内には活性酵素が発生します。 活性酵素は、言わば体のサビの元ですので、放っておくと肌が老化してしまいます。 そうすると、シミだけでなくしわの原因にもなるので、注意が必要です。