入浴で美白ケアをするコツ
美白を始めとした美肌の味方といえば入浴。
各地の温泉にも、「美人の湯」「美肌効果があります」と謳われているところがたくさんありますよね。
なぜ入浴が美容にいいのかというと、基本的には「体を温めて血行を良くし、新陳代謝が良くなるから」です。
基本は、38度くらいの熱過ぎない・ぬる過ぎない温度のお湯に浸かること。 低いと体が冷えやすくなってしまいますし、高過ぎるとかえって肌が乾燥してしまいます。
「肩まで漬かるのが苦手」という方は、半身浴でも良いでしょう。 半身浴のときは冷えないように、ときどき肩にお湯をかけるようにすると良いですよ。
美白効果があるという入浴剤もいろいろ出ていますね。 香りもたくさんあるので、それだけでも試すのが楽しくなるものです。 さらにこだわりたい人には、日本酒や赤ワインを入れるという方法もあります。
やり方は簡単で、コップ一杯程度のお酒を湯船に入れるだけ。 もちろん、高級なものを使う必要はありません。 お酒が苦手な人は、緑茶風呂を試すのもアリです。 こちらはお茶を淹れてお風呂に入れるのではなく、お茶の葉をそのまま入れます。 お茶用のパックを使うのが良いでしょう。
また、米ぬかを使った入浴も美白に良いそうです。 昔からお酒作りをする職人さんの手はとてもきれいなことで知られていました。 もう少し身近なところだと、お寿司を握る板前さんの手もそうですね。
この2つの職業の共通点といえば、「常にお米を扱う」こと。 ここに注目した研究で、お米や米ぬかに含まれる成分が美白に良いことがわかったのです。
そういえば洗顔フォームや基礎化粧品にも、米ぬかを使ったものがありますよね。 独特の匂いがあるので、最初は少し戸惑うかも。 しかし、美肌に良いビタミンが豊富に含まれていますので、これを利用しない手はありません。
米ぬか風呂のやり方はいたって簡単。 布製の袋に米ぬかを入れて、袋ごと湯船に入れるだけです。 このとき、米ぬかが出てこないように気をつけてくださいね。
どの入浴法でも共通しているのは、ゆっくり浸かった後シャワーで身体についたお酒やぬかを落とすこと。 お肌にこびりついたままだとかえって肌を傷めてしまいます。 湯船を使って、全身にパックをするようなものと思えばいいかもしれません。