美白にサングラスは不可欠
美白を保つためにＵＶカットのファンデーションや化粧品、日焼け止めクリームを使っている女性はたくさんいるでしょう。
夏の一番日差しの強い時期には、長袖長ズボンで帽子や日傘を使い、紫外線から完全防備している人をたくさん見かけます。
ところが、いくらしっかり紫外線対策をしていても、目が紫外線をキャッチすることで、肌にメラニンが増えてしまうことをご存じですか？
目が紫外線を見ると、肌に紫外線が当たっていなくても脳が紫外線を浴びていると勘違いして、肌を守るようにメラニンを生成する信号を、体中に送ってしまうというのです。
いくら日焼け止め対策や美白ケアをしていても、メラニンが増えてしまうのであれば、肌の色はなかなか白くなりません。 それどころか、メラニンが増えることによって、シワやシミが増えて老化のスピードが速くなってしまいます。
そこで、美白を維持していくためには、目から入る紫外線もカットしていく必要があります。 そのためには、ＵＶカット効果のあるサングラスをかけるのが一番効果的です。
紫外線にはＵＶＡ、ＵＢＶ、ＵＶＣの３種類があるのですが、一般的なものはＵＶＡとＵＶＢまでしかカットしてくれないので、３種類全部カットしてくれるサングラスがおすすめです。
また、花粉症用のメガネのように、レンズの隙間から入る紫外線もカットできるよう、目の周りを覆うような大きめなサングラスがおすすめです。
レンズの色が濃い方が紫外線をカットしてくれそうですが、濃い色のレンズは瞳孔がくため、逆に紫外線を吸収しやすくなるので、薄めのレンズがおすすめです。
最近では目に入る光の量を調節できる調光レンズや、乱反射を防いで自然の光だけにする偏光レンズを使ったものなど、いいサングラスがたくさん販売されています。
目が日焼けしてしまうと、眼球自体にも障害が起きやすくなります。 目も肌と同じように紫外線を浴びると、炎症を起こしてしまうからです。
肌とは違い、色が黒くなったりすることがないので、目の日焼けはあまり自覚症状を実感しにくいのですが、あまりに強い紫外線を浴びてしまうと、角膜が炎症を起こしてしまって、目が充血したり、目が乾燥したりしてしまいます。 症状が重い場合には、まぶしくて目が開けられなくなったり、涙が止まらなくなったりしてしまいます。
