皮膚科などでシミを消す方法
ひとくちにシミといってもたくさんの種類があります。
そのなかで女性が気にするもののほとんどは、「老人性色素斑」というものです。
「老人性色素斑」は、紫外線のダメージによってできるもので、消す方法はさまざまです。
まず、美容皮膚科などのクリニックでのレーザー治療があります。
レーザー光線で患部を焼き切ってしまう方法で、保険適用外になるため、大きさにもよりますが1か所数千円〜1万円程度の費用がかかります。 このレーザー治療は、効果が高くすぐに肌をもとの状態に戻すことができます。
同じように効果が高い方法に、ピーリングというものがあります。 肌の角質などをはがす効果のある「ピーリング剤」を使って、皮膚を一皮むくような方法です。
家庭で使用できるピーリング剤もあるようですが、皮膚科で行う方が効果が高く、肌トラブルの心配などもありません。 ただし、1回1万円前後の費用がかかり、それを2〜3週間おきに5回〜10回続けなくてはいけないため、かなりの費用が必要になります。
ビタミンCイオン導入という方法もあります。 弱い電流を使って、通常なら肌の表面までしか届かない美容成分を、肌の奥の奥まで届ける方法です。 家庭で使える専用器具もありますが、エステサロンなどで行うのが一般的で、浸透させる美容成分もいろいろなものがあります。
皮膚科などではシミを消す効果のある塗り薬を処方してくれることがあります。 美容クリニック系の皮膚科の場合は、かなり効果の高い薬を使用しているところもあります。
また皮膚科では、ビタミン類が配合されている飲み薬も処方してくれます。 いずれにしても、どの方法でもシミを消すとなるとかなりの費用がかかります。
毎日のスキンケアや食生活の改善でケアしていくとすると、お金はかかりませんが時間がかかりますし、シミを薄くすることはできても消すことまではできない可能性の方が高いでしょう。 長い間抱えている悩みを解消するために、お金がかかってもいいと思うかどうかは、その人次第と言えるでしょう。
一番いいのはお金がかからずに高い効果が得られる方法ですが、残念ながら今の美容技術ではそこまでできる方法がありません。 最低限、自分でできることはシミができないように若い頃から紫外線予防をしておくということでしょう。