くすみを解消する洗顔料
顔がくすんでくると、実際の年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
また、暗くて疲れた感じの人…というイメージを持たれることもあります。
肌のくすみには、さまざまな原因があります。
そのなかでも、顔のいらなくなった皮脂を落としきることができず、肌の上に残って酸化してしまうことが原因のものは、洗顔によって解消することができます。
落とし切れなかったメイクが色素沈着してくすみの原因になることもあるので、毎日の洗顔はとても大切です。 皮脂の汚れやメイク汚れをしっかり落とすためには、洗浄力が強い洗顔料を使うといいような気がするので、ついオイルクレンジングなどを使いがちです。
オイルクレンジングは皮脂やメイクの汚れを浮かしてくれる働きがあるので、洗い上がりはさっぱりして汚れもスッキリ落ちる気がします。 一見、とても効果がある洗顔料という感じがするのですが、オイルクレンジングは使い続けるとさらにくすみを引き起こす原因になる可能性があります。
まず、オイル成分が洗顔で落とし切れないということがよくあります。 肌に残ったオイル成分は、皮脂汚れと同じで肌の上で酸化してしまい、さらに悪化させることになりかねません。
また、オイルは肌にかなりの負担をかけるので、角質層が壊れてしまい肌にダメージを与えることになります。 そこで、皮脂やメイクの汚れを解消するためには、洗顔料選びがとても大切なことになります。
洗浄力の強いものは、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に皮脂の分泌を促進してしまってニキビの原因ともなるので、洗浄力で選ばずに有効成分をしっかり見て、バランスのいいものを選ぶ必要があります。
くすみに効果のある成分にフルーツ酸や乳酸があります。 乳酸に含まれる牛乳由来の「ホエイ」という成分は、皮膚にとても馴染みやすく、角質に浸透しやすい性質があります。
角質に浸透して柔らかくする働きがあるので、ホエイが含まれる洗顔料を使用すると、角質の汚れがとれやすくなり、くすみ解消の効果が得られます。
良い洗顔料を使って、たっぷり泡だてて泡で洗顔するようにすると、肌に負担をかけることがないので、角質層を傷つけません。 良い成分の入った石鹸で、正しい洗顔をすることが美肌への近道になります。